自民党の議席調査「最新生データ」を入手! 参院選「落ちる議員/落ちそうな議員」

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ともあれ、自民党の新人で、元外務官僚の松川るい氏がトップの構図は揺るがない。2番手・3番手がおおさか維新の会政調会長の浅田均氏と、公明党の石川博崇氏というところまで、情勢はほぼ固まっている。

改選議席3の兵庫は、おおさか維新の会の片山虎之助共同代表が元NHK記者の次男・大介氏を送り込み、安泰という。

「自民党の末松(信介)さんも30%近い支持をキープしている。残り1枠を民進党現職の水岡俊一と公明党新人の伊藤孝江が競っていますが、意外に水岡が苦戦中です。

というのも、兵庫は公明党が『何としても取る』と重点選挙区に設定し、大阪からも党関係者・支援者を大量に派遣している。大阪の公明党候補の石川博崇が大丈夫だと分かったので、関西の戦力をここに集中させたわけです」(近畿ブロック選出の自民党議員)

九州では、激戦が予想されている大分で、自民党新人の古庄玄知氏が民進党現職の足立信也氏を約4ポイントリードし、追い落とす勢いだ。一方、かねて自民党の苦戦が報じられていた沖縄は、現職の島尻安伊子沖縄担当相が、野党統一候補の元宜野湾市長・伊波洋一氏にほぼダブルスコアで差を付けられている。

上記の最新調査から推計すると、自民党の獲得議席数は50~55。公明党の獲得議席は10を超えるとみられるため、「自公で改選過半数の61議席を超える」という目標には達するが、「完勝」とはとうてい言えない。

「早くも、自民党内の関心は『岩城さんと島尻さんが落ちたら、空いた閣僚ポストには誰が座るか』に移っています。ベテラン勢が浮き足立ち始めた」(前出・自民党中堅議員)

投開票まで1週間を切った。この参院選が、安倍政権のターニングポイントになる。