“誰がやっても同じ”仕事をしないために〜新時代の変革者たちに学ぶ、未来をつくる「5つの法則」

瀧本 哲史

未来をつくる14歳へ

ここまでの話を聞いて、「なんて不幸な時代に生まれてしまったんだ」「なんて恐ろしい未来なんだ」と頭を抱えたくなったかもしれない。

でも、きみたちに朗報だ。

未来には、ひとつだけいいところがある。

それは、「未来は、つくることができる」という点だ。

誰が未来をつくるのか?

きみたちだ。

過去に生きる大人たちに、未来をつくる力はない。21世紀の第一世代として、きみたちの手で、きみたちだけの未来をつくっていくのだ。

歴史を振り返ってみれば、いつの時代にも「未来をつくる人」がいた。錆びだらけの古い鉄扉をこじ開け、あたらしい道の先頭を歩み、時代を少しだけ前に進める人がいた。

彼らを「安い人」や「ロボット」で代用することはできない。

なぜなら彼らは、ほかの人では絶対にできないこと、自分にしかできないことに取り組んで、古い世界を一新させてきたからだ。誰かが舗装した道路を進むのではなく、自分で道を切り拓き、未来を切り拓いてきたからだ。

だからきみたちも、未来をつくる人になろう。みんなと違った道に進み、まったくあたらしい旗を掲げて、誰も知らない明日へと踏み出す人になろう。

本書では、自分だけの未来をつくる具体的な方法を述べていく。