“誰がやっても同じ”仕事をしないために〜新時代の変革者たちに学ぶ、未来をつくる「5つの法則」

瀧本 哲史

未来を予測することは、むずかしい。

これは、21世紀に生きる日本人なら誰もが知っていることだ。

2011年3月11日、東北地方の三陸沖を震源とする東日本大震災が発生した。地震の規模を示すマグニチュードは、9.0。あの関東大震災や阪神・淡路大震災を大きく上回る、日本の観測史上最大の巨大地震である。その後、東北地方の太平洋沿岸を襲った数十メートル級の巨大津波、さらには福島第一原子力発電所の事故。

震災後、東北地方には故郷に帰れず、避難生活を続ける方々がいる。そして2016年4月には、九州の熊本でも大規模な地震が発生し、多くの死傷者が出てしまった。ことさら悲劇を強調するつもりはない。しかし、誰もが感じることだろう。やはり、未来を予測することはむずかしいのだと。

大人たちが「こんなはずじゃなかった」と頭を抱えているのは、自然災害だけではない。長引く不況、深刻化する格差、そして世界各地で勃発するテロ。大人たちは自信を失い、21世紀に希望を描くことができなくなっている。

そこで、一緒に考えてほしい。

きみたちが生まれた21世紀とは、どんな時代なのだろう?

いま、世界ではなにが起きているのだろう?

そしてこの先、きみたちはどこに進めばいいのだろう?