「なぜ昇太!?」と円楽は絶句した〜日本テレビ『笑点』人事を握っていたあの男の真意

週刊現代 プロフィール

「司会者より回答者のほうが生きると、歌丸師匠が円楽を説得したんじゃないでしょうか。回答者としての円楽の実力は、自分が散々いじられてきたから分かる。いわば歌丸師匠なりの『親心』だったのかもしれません」(落語関係者)

気になるのは、果たして昇太にこの大役が務まるかだが、前出の吉川氏はこう太鼓判を押す。

「昇太の新司会はベストな選択だったと思う。彼は優しそうに見えますが、度胸がいいんです。昇太の師匠の春風亭柳昇さんも見かけと裏腹に負けん気の強い落語家だった。そのスピリッツを昇太は受け継いでいる。

あと昇太は一発勝負にも強く、コンクールでかなりの賞を取っている。さらに毎月新作落語を披露するなど、『笑点』だけでなく落語界からの信頼も厚い」

いつまでも結婚できない「独身キャラ」としていじられてきた昇太だが、その関係性は司会者になっても続くという。

「昇太は仕切り役に徹することはないと思います。他のメンバーも後輩だから突っ込みやすい。円楽と丁々発止のやり取りをしてくれることを期待します」(前出の吉川氏)

人事はいつも不意に訪れて、人生をままならなくする。昇太も円楽も置かれた場所で笑いを咲かせてほしい。

「週刊現代」2016年6月11日号より