独占告白 闇カジノで「永久追放」田児賢一「それでも僕にはバドミントンしかない」

週刊現代 プロフィール

僕は騒動が起きてから、協会から一度も話を聞かれていない。すべての対応はNTTを通してでした。

だから、処分の内容も今一つわからないのです。未来永劫、指導者も含めて国内でラケットを握ってはいけないということなのか。それとも、何年か経ち反省の意が認められたら解けるものなのか。協会にはいずれ直接謝罪に行くつもりなので、そのタイミングで聞いてみようと考えています。

この1ヵ月はずっと実家に引きこもっていました。日中は人目が気になり外を歩けない。毎晩遅い時間に家の周りをジョギングして気を紛らわせていました。

闇夜を走りながら、これからどうしようかと考えた。そして、自分にはバドミントンしかないと気付いた。そのときに浮かんだのがマレーシアです。マレーシアではバドミントンは国技。プロリーグもあって、億単位の年収を稼ぐ選手も多くいます。そこでチャンスを探してみようと。

先日、「田児がマレーシアリーグに移籍」という記事が出ましたが、そんな話は来ていません。そもそも、今はそんな段階じゃない。コーチでも裏方でもいい。バドミントンの世界で自分にどんな可能性が残されているか探ること。そこからのスタートです。

今はすべてを失ってまっさらな気持ちです。バカラとはイタリア語で「破産=ゼロ」という意味だそうですね。まずは、0を1に。今度こそ、地道に頑張っていくつもりです。

「週刊現代」2016年6月4日号より