独占告白 闇カジノで「永久追放」田児賢一「それでも僕にはバドミントンしかない」

週刊現代 プロフィール

どのくらい負けたか? それは言いたくない。ただ、みなさんの想像をはるかに超える勝負をしてきたのは事実。みなさんが考えているギャンブルとは、桁が一つ違うかもしれない。

この5年間で、おなかいっぱいというくらい激しい勝負をしてきた。そんな博打人生に疲れ切ってしまい、発覚の3ヵ月前にはギャンブル断ちしていたところでした。あれから一切博打には手を出していません。

カジノ通いで作った借金は、親族が肩代わりしてくれました。これから働いてコツコツ返していくつもりです。

ゼロから出直したい

さっき「後悔していない」と言ったのは、ギャンブルと、極限状態で勝負するスポーツには、通じるものがあるからです。

桃田も記者会見のときに、「勝負の世界で生きている以上、ギャンブルに興味があった」と語っていたでしょう。桃田の言っていたことはよくわかる。僕はバドミントンという勝負に、博打を重ね合わせることで、プラスにつなげていたと今でも思っているのです。

ただ、「やりすぎ」だったのかもという思いも、同時にあります。

僕の栄光時代っていつだったんでしょうか。'08年から'13年まで、全日本選手権を6連覇したときですかね。その後、成績が下降したのは、たぶん、ギャンブルの度が過ぎて、練習が疎かになったからでしょう。海外遠征のたびにカジノに通い、それを日本でも続けたとなれば、結果は出ないですよね。

あれから桃田とは一切連絡を取っていません。桃田も周囲から、僕とは連絡を取るなと言われているでしょうしね。けど、僕にとっては今でもアイツはかわいい後輩です。

世間では、博打狂いの田児が後輩たちを無理やり闇カジノに引っ張り込んだみたいに思われているでしょう。僕が悪者になって収拾がつくなら、それでいいです。僕が責任を取って日本のバドミントン界から去る。それで桃田の東京五輪の夢を残せたし、NTTの廃部も免れた。

ただバドミントン協会に対しては、聞きたいことがあります。