予約16年待ちの「神の手」直伝! 腰痛を「自宅で自分で」治す方法

高橋由伸や中山美穂も御用達
週刊現代 プロフィール

「イタ気持ちいい」が目安

必要になるのはテニスボール2個だけ。これをガムテープ等でつなげて固定し、図のように仙腸関節部分へ当てた状態で寝転がれば準備は完了。あとは、この姿勢を数分間キープする。これを毎日、続けるだけで凝り固まった仙腸関節を刺激し、腰痛知らずの体が手に入る。酒井氏自身も足がしびれるほどの腰痛に襲われた際、このストレッチを実践して治したという。

「仙腸関節ストレッチの効果を補強する、二つの腰痛症状別ストレッチもあります。前かがみになると痛みが起こる方の場合は『おっとせい体操』を、逆に、体を後ろに反らせると痛みが起こる方は『ねこ体操』をそれぞれ試してみてください。筋肉痛レベルの腰痛ならこれだけでも十分効果があります」(酒井氏)

「おっとせい体操」のやり方は、まずうつ伏せになって、両手を顔の横にくるようにして床につけ、脇をしめる。その状態で深呼吸をし、両手両肘を床につけたまま、ゆっくり息を吐きつつ上体を起こす。その体勢を1~3分間キープすればOKだ。

「ねこ体操」は正座をした状態から、ゆっくりと両腕を伸ばしながら上体を前に倒し、その体勢を1分間キープする。

「これらの体操を毎日継続して行えば、3週間以内に効果を実感するはずです。『イタ気持ちいい』と感じるくらいが目安ですが、最初の3日間位は苦しく感じることもあります。けっして無理はせず、肩の力を抜いて続けましょう」(酒井氏)

日本人の4人に1人が悩まされる腰痛。長引く痛みに「もう治らない」と諦めてしまった人も、すぐに始められるストレッチを、一度試してみてはどうだろう。

「週刊現代」2016年6月4日号より