税金でエンジョイライフ! 舛添都知事が問われているのはその「人間性」だ

あまりにセコくて、恥ずかしい
週刊現代 プロフィール

新党改革がもらった政党交付金を一旦自分の政治団体に『寄付金』として計上してから、借金を返済するという方法です。違法ではないが、不当な資金の流れ。国民の税金である政党交付金を借入金の返済に充てていることがバレないように、自分の政治団体を使ってカネを還流させたわけです」

新党改革における不透明な会計報告は、それだけではないという。

「'10年の参議院議員選挙後、新党改革で開かれた役員会は1度だけ。霞が関ビルの喫茶店で反省会をやったくらいで、その後は一切会議なんてやっていません。しかしその年の収支報告書には、『ホテルや飲食店で会議を開いた』という記載が何度かあるんです。私はこれらが判明したとき、複数回にわたって舛添さんに会計報告の説明を求めましたが、一切応じてもらえませんでした」

舛添氏のセコさは、公用車で通い詰めていたことが明らかになった、神奈川県・湯河原の別荘にも表れている。

'99年、舛添氏は敷地面積950m2・約300坪のこの大邸宅を妻・雅美さんが代表を務める「株式会社舛添政治経済研究所」名義で購入した。自宅を法人名義で購入することで、耐用年数に応じて減価償却をすることができる上、固定資産税や管理費も法人の経費と計上でき、節税になるからだ。

また、会社名義で購入することで、国会議員に義務づけられていた資産報告書への記載を免れることもできた。

本誌は今回、別荘内部の写真を独占入手した。

数寄屋建築とモダンな洋館の連棟からなる家屋。檜造りの門を抜けると床面積185・91m2の1階部分に、広々とした和室があり、洋館部分には本格的な暖炉まである。2階部分の床面積は92・82m2。石造りの風呂はもちろん温泉付きだ。

評論家の佐高信氏はこう断じる。

「この程度の男が、都知事になってしまったということです。舛添本人の責任はもちろん、推薦した与党にも責任はある。選挙するのが嫌だから降ろせないという永田町の理屈では、誰も納得しないでしょう。いますぐ責任を取らせるべきです」

次の問題が起きてからでは遅い。いまこの瞬間も、舛添知事は都民の税金を握り続けている。

「週刊現代」2016年6月4日号より