野村克也と宮本慎也〜最強の師弟が語る「仕事と人生」のセオリー

「野球本史上最高のテキスト」と大反響
週刊現代 プロフィール

野村氏が楽天で監督時代、ヘッドコーチとして参謀役を担った橋上秀樹氏(現・西武作戦コーチ)は、「ノムラの考え」を熟知しているはず。それでも本屋でつい手が伸びた。

「楽天以外でも巨人、西武でコーチができているのは、基礎となっている野村さんの考えのおかげです。僕にとっては、恩師に近い存在です。

本の中で『監督には敵と味方、二つの戦いがある』という趣旨のことが書かれていましたが、それはコーチも同じ。敵を知るためにデータを血眼になって分析し、味方の選手から信頼を得るために、選手とも戦う。野村さんの考え、そしてコーチの仕事は何たるかを、再認識できました」

プロ入り当時は、決して脚光を浴びる存在ではなかった師弟2人が超一流にのぼりつめたプロセスと、2人が紡いだ知のやりとりは、野球を超えて「人生とは何か」を教えてくれる。

「週刊現代」2106年5月28日号より