本人が続々登場!あの「昭和の大女優たち」のいま

島田陽子、十朱幸代、栗原小巻、京マチ子…
週刊現代 プロフィール

「表向きは芸能活動を続けている形をとっていますが、女優業は開店休業中です。

朝丘は長年社長を務めた個人事務所を閉鎖し、夫の津川雅彦が社長を務める事務所へ移籍しましたが、この移籍はあくまで世間体を考えてのこと。『所属事務所なし』となると、仕事がなくなったかのような印象を与えてしまうので、形式上、移籍にしたのです」

この幹部によると、ヘルパーが自宅に通う形で介護を受けているのではないかという。

「ヘルパーと一緒に、実娘で女優の真由子が面倒を見ているようです。真由子はいまだ独身で、母娘の関係は良好。夫の津川雅彦が演出を担当した舞台『男の花道』('12年)には真由子も出演しており、その頃は朝丘も、毎日のように舞台に駆けつけていました」

だが一方で、あれほど仲睦まじかった夫の津川とは、別居生活を送っているという。

「津川は熱心だった玩具事業で多額の負債を抱えてしまい、返済のため家族が長年暮らした一軒家を'08年末に売却。以来、二人は別々に暮らしている。離婚こそしていませんが、津川が朝丘の自宅マンションを訪れることは、ほとんどないみたいです」(前出の芸能プロ幹部)

日本映画全盛期に、黒澤明監督作品『羅生門』('50年)や溝口健二監督の『雨月物語』('53年)などに出演し、「グランプリ女優」と呼ばれ、後年は日本のお母さんとしてお茶の間でも親しまれた女優の京マチ子(92歳)。

関西の芸能関係者によれば、芸能活動を引退し、現在は独り大阪で暮らしているという。

まったく公の場に出なくなった京だが、昨年、早稲田大学演劇博物館で行われた「京マチ子展」にお忍びで訪れていたという。同館の職員が、卒寿を過ぎてなお、かくしゃくとした彼女の姿を明かしてくれた。

「挨拶程度の短い時間でしたが、ご高齢なのにお元気そうで凛とした方でした。

どうやって接触したのか?彼女のお世話をしている方が東京にいてその方を通じて依頼しました。ただ京さんは基本的に取材を受けないので、今後もメディアに出ることはないと思いますよ」

全盛期のようにその姿を見ることはなくなっても、大女優たちは美しく逞しく、「いま」を生きていた。

「週刊現代」2016年5月21日号より