本人が続々登場!あの「昭和の大女優たち」のいま

島田陽子、十朱幸代、栗原小巻、京マチ子…
週刊現代 プロフィール

後悔はしていない

『サンダカン八番娼館望郷』('74年)や『八甲田山』('77年)に出演し、若き日には吉永小百合と人気を二分した栗原小巻。

吉永ファンの「サユリスト」に対し、栗原ファンは「コマキスト」と呼ばれたのはご存知の通り。年を重ね、吉永が映画を主軸に据えているのに対し、栗原は舞台を主軸としたため、映像の世界からは徐々に姿を消していった。

栗原本人が現在の状況を語る。

「現在も積極的に舞台を行っています。私たちの公演は市民劇場が中心。今年の3月までは『メアリー・スチュアート』で、メアリー役を演じ、全73ステージを上演しました。こうして公演ができるのも、全国各地の市民劇場会員の皆様のおかげ。変わらずに芝居ができる幸せを日々感じています。

今年の8月からは日本初の新劇女優『松井須磨子』を舞台で演じます。女優にとっては、目の前の仕事、目の前にある役がすべてです。その先のことは考えていません」

栗原は今も独身を貫いている。

「それは女優としてのこだわりというよりも、その時、その時、自分で選んだ道の結果だと捉えています。もちろん、既婚女性、シングル・マザー、あらゆる女性の生き方、それぞれに尊敬の思いを持っています。

私は『メアリー・スチュアート』の作者、シラーが書いた『心の自由』を実践してきました。これからも理想を大切に、『生涯女優』として生きていきます」

1980年、27歳の時に、アメリカのテレビドラマ『将軍SHOGUN』でヒロイン・まり子役を演じ、「国際女優」として脚光を浴びたのは島田陽子だ。

彼女は、現在どんな生活を送っているのか。

島田本人が語る。

「今も、もちろん女優として活動していますよ。公開日はまだ決まってないのですが、今度、私が出演した映画が公開されるので、ぜひ見てもらいたいですね」

島田にとりこれが約5年ぶりのスクリーン復帰となる。タイトルは『塀の中の神様』。詐欺罪で懲役12年の刑に服した宗教団体『法の華三法行』元代表の福永法源氏の半生をドキュメンタリータッチで描いた問題作だ。