独占告白「私が弁護士のイチモツをチョン切るに至るまで」〜浮気した妻とは仲直りできました

週刊現代, 齋藤剛 プロフィール

—事件の反響の大きさはご存知でしたか。

「事件後、自分のことが書かれた記事はほとんど読んでいません。でも、事件の反響は知っています。マスコミで大きく報じられたという理由で独居房でしたからね。

独居房は運動できないのがつらかった。ただ、食生活は充実していました。大学院時代は太っていましたが、拘置所でバランスの良い食事をとった結果、7kgも痩せました。

今回は3度目の保釈申請が通った形です。事件を起こしてしまったことについては、(被害者に)申し訳ないという気持ちしかありません」

記者に対する警戒心もあったのだろう。当初は口が重かった小番氏だが、世間話を続けているうちに、徐々にその心中を打ち明け始めた。

「もともと、司法試験に受かっても、もう一度本気でボクシングをやろうと思っていました。大学の延長で法科大学院に通っていましたが、法律家になるかは決めていなかったんです。ただ、弁護士をやるなら、僕はお金を稼ぎたいというわけではなく、社会正義を実現したいと考えていたので、企業法務ではなく刑事弁護を担当したいと思っていました。

でも、法曹の道はあきらめました。東拘(東京拘置所)でも一時期勉強していましたが、途中でやめてしまった。(事件を起こした自分が)勉強というのはちょっと違うのかなって。いまは自分の将来を考えられる立場ではありませんから……。それに、実刑になった場合、10年間は弁護士登録ができませんからね。

今後は別の仕事をするつもりです。食べるためなら何でもやる。学生時代は、建築現場でバイトもやってましたし」

頭が真っ白になった

事件が起きたのは、昨年8月13日午前7時半過ぎ。現場となった東京都港区虎ノ門の法律事務所の一室にいたのは、小番氏とその妻(以下、A子さん)。そして、彼女を個人秘書として雇っていた弁護士(以下、B氏)の3人だ。

裁判で読み上げられた冒頭陳述書によると、A子さんとB氏が不倫関係になったのは、'14年12月末。以来、二人は何度も情事を重ねた。

一方、夫婦ゲンカをきっかけにB氏との関係を小番氏に知られたA子さんは、「B氏にセクハラされて悩んでいた」、「(迫られて仕方なく)2回だけ関係を持った」などと釈明した。