2016.05.11
# 大金持ち

発表! ニッポンの「ウラ大金持ち」100人 これが2016年版「高額納税者」番付だ

ぜんぶ実名! 収入から金銭哲学まで
週刊現代 プロフィール

カネ儲けよりプロセスを楽しむ

現在、ライザップは会員数3万人、売上高100億円を超え、さらに成長を続けている。瀬戸氏もやはりおカネが目的ではないと言う。

「死んだら墓場まで持っていけるわけでもなし、おカネを持っているから幸せということではありませんよね。でも今の世の中は、おカネを持っていると幸せになれるという、資本主義的な思考が多い。私は、それは誤解だと思いますね。

幸せの本質は、プロセスだと思うんです。山登りだって、頂上に登ることだけが目的ではないですよね。頂上までの過程に楽しみと幸せがあるから、人は山に登る。ビジネスもおカネ儲けが目的ではありません。そのプロセスが楽しいから、挑戦できるんです」

成功者とは、永遠の挑戦者である。たとえ、上場して億万長者になったとしても、そこで歩みを止めることはない。

アパホテルなどを展開するアパグループ代表で、ランキング4位の元谷外志雄氏は、「新都市型ホテル」を提唱して、業績を急拡大させた。

「1%の富裕層が世界の半分の富を占める時代と言われていますが、それは強い者が勝ち、弱い者が負けるという原理が推し進められた結果だと考えています。かつては市場が細分化されていて、地方には地方の優良企業があり、それぞれが生き残っていられました。

しかし、今はIT時代に突入し、情報は一瞬で世界中を駆け巡り、それに伴って物流も発達しました。市場はローカルだけに留まらず、日本全体、いや世界全体に広がりました。その結果、強い者が圧倒的に勝つ。

だからと言って諦める必要はありません。新しいビジネススタンダードを自分で作ればいいのです。これまでの人がやっていなかったことに目を向ける。まだまだ勝ち目は残っています。たとえば、うちのように」

アパホテル元谷氏の仕事論

観光地のホテルは週末こそ観光客で賑わうが、平日は閑散とする。一方、ビジネスホテルは平日に客が増えるものの、休日は稼働率が下がる。ならば、平日はビジネスマンが、休日は観光客が泊まれる新しいホテルを作ればいいと考えた。

それまで誰も実現できなかったビジネススタンダードにたどり着き、それが評価されれば、世界を席巻することは可能だと、元谷氏は断言する。

そうして築いた資産は2200億円、年収は33億円に上ると、元谷氏はかつて本誌の取材に明かしている。では、一生かけても到底使い切れないほどの巨万の富についてどう考えているのか。

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