なぜ「確率」を理解すると、世の中の真実がわかるのか?

『世の中の真実がわかる「確率」入門』
小林 道正 プロフィール

世の中の真実がわかる力

本書は、確率の意味を正しく理解して、日々の生活の中で「確率」を活かし、確率を積極的に活用して、賢く判断するコツを身につける本です。

このような「世の中の真実がわかる」力は、人生を楽しく、幸せに過ごすための指針を与えてくれるでしょう。

実は、「確率」にはいろいろな意味があり、確率の値の定め方にも多様な方法があるというのが真実なのです。

サイコロPhoto by Pixabay

客観的な意味としては、「これから起こることの事柄の可能性を数値で示したもの」ということになるのですが、その他にいろいろな意味で表現されています。それらは派生した意味であって、本来は、「客観的に起きている、偶然現象における事象の起きる規則性を数値で表した概念」。

より具体的には、「多数回の試行の間に、その事象が起きる相対頻度の安定していく値」なのです。これらの関係については、本編の中で詳しく説明していきます。

私は確率論を専門とし、特に確率の意味、客観的根拠、歴史、そして中学・高校・大学での確率や統計の指導方法を中心に研究しています。これまでの研究成果を活かして、皆さんに確率に親しんでもらえるよう工夫したつもりです。

確率に興味を持たれ、世の中の真実を見抜き、人生を豊かに、幸せに過ごせる方が増えることを期待しています。

著者 小林道正(こばやし・みちまさ) 
1942年長野県生まれ。1966年京都大学理学部数学科卒業、1968年東京教育大学大学院修士課程修了。1980年から中央大学経済学部の教授を務め、2013年退職。現在、中央大学名誉教授。専門は、確率論、数学教育。数学教育協議会前委員長で、小中高校の数学教師とともに算数や数学を楽しくわかりやすく教える運動を進めている。趣味はクラシック音楽で、自らバイオリンを演奏するほど。著書に『経済・経営のための数学教室 経済数学入門』(裳華房)、『デタラメにひそむ確率法則地震発生確率87%の意味するもの』(岩波科学ライブラリー)、『数とは何か? 1、2、3から無限まで、数を考える13章』(ベレ出版)、『算数・数学つまずき事典』(共編、日本評論社)など多数。
世の中の真実がわかる「確率」入門
偶然を味方につける数学的思考力

小林道正=著

発行年月日: 2016/04/20
ページ数: 240
シリーズ通巻番号: B1967

定価:本体  900円(税別)
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(前書きおよび著者情報は初版刊行時点のものです)

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