がんの名医が選ぶ「私が診てもらいたいがんの名医」50人

【保存版リスト】がんになったらここに行け!
週刊現代 プロフィール

「肝胆膵外科は治療をあきらめずに頑張る姿勢が大切です。患者のためにやれることはともかくやってみる、という姿勢です。防衛医科大学の山本順司先生はまさにそういうタイプですね。

御身内を乳がんで亡くされていますが、亡くなられた当日も、気丈に予定通り手術をこなされた。どこか命に対して達観したところをお持ちです。医師としての技量はもちろん、人間的にも信頼、尊敬できる先生です。

手術ができない患者には、内科的な治療も大切です。肝胆膵の分野は大腸や胃、乳がんと違い、エビデンス(臨床試験、検証結果などの科学的根拠)が示しにくい分野ですので、患者さんにどのような治療が適切か思い浮かべ、そこに論文のデータをあてはめていくという作業が必要になる。東大病院の伊佐山浩通先生は、そういう難しい治療のできる数少ない医師の一人だと思います」(齋浦氏)

前立腺がんは、排尿機能や性機能にかかわる病気なので、男性にとってとりわけデリケートな問題を含むがんだ。「どのような治療を望むのか、きちんと患者と話ができる医師が理想です」と語るのは、前立腺がんの治療で定評がある慶應義塾大学の大家基嗣教授だ。

「前立腺がんというのは、とりあえず経過を見るPSA監視療法、外科手術、放射線治療、さらにホルモン療法もある。ですから、もし自分が前立腺がんになったとすると、まず考えるのは治療法です。広い視野を持って意見を言ってくれる先生がいいですね。

順天堂大学の堀江重郎教授はがんの専門家であるだけでなく、アンチエイジングや男性更年期など、男性のホルモンについても詳しい方です。そして実際に手術が必要になったら、東京医科大学病院の吉岡邦彦君に頼みたい。彼は私の慶應時代の同級生で、ロボット手術の第一人者です。