証券会社の社員が「知っているけど客には教えない」投資術
~3月に仕込んで4月に爆儲け、が常識だそうです

週刊現代 プロフィール

その調整期を過ぎれば、次は5月、6月により大きな「強気相場」が来て、日本株はより強い儲け場と化す。兜町の猛者たちは確信をもってそう先読みする。

「5月は伊勢志摩サミット、6月は選挙前で、政府が株価政策に力を入れる。要は、完全な『官製相場』が来る。その是非については批判もあるだろうが、株価が上がる可能性が高いのならば投資家としては乗るべき。こういう時は小型株で業績上方修正が期待できる銘柄ほど買われやすい。業種で言えば不動産で、自社株買い中のオープンハウスは期待大。大穴を狙うならSJI。一時は倒産説まで出たが現在は経営再建中で、好決算が出れば夏までに株価2倍、3倍の大化けもある」(株式評論家の渡辺久芳氏)

安倍晋三首相が伊勢志摩サミットで「10%への消費増税の延期」を発表するというのは、永田町筋の間では「既定路線」。同時に財政政策が発動され、これが日本株上昇のアクセルになる。

「夏までに日経平均2万円が見えてくる可能性は十分にある。注目は内需株で、建築とゼネコン。特に中堅ゼネコンは値動きが軽く、相場の戻りの初期段階では買われやすい。公共事業で好調な青木あすなろ建設や海洋土木に強い東洋建設などが期待できる」(カブドットコム証券投資ストラテジストの河合達憲氏)

「出遅れ株」を狙え!

谷深ければ山高し。相場格言に従えば、昨年末から2ヵ月半ほどで5000円も下落した日本株は、「増税延期&財政出動」が実行されるのを機に、山を登り出す。それも猛スピードで。