なぜトランプは暴言を吐くたびに人気が上がるのか
〜その知られざる素顔

本当に米大統領になっちゃうかも?
週刊現代 プロフィール

大統領選に立候補した時からトランプは常に「アメリカは偉大な国であり、舐められることは許されない。そのためなら手段は選ばない」と声高に叫び続けてきた。

前出の海野氏はニューハンプシャーでの選挙活動中に、労働者風の30代男性二人からこんな嘲笑の言葉を投げかけられたという。

「彼らはニヤニヤしながら『女が大統領になってもいいのか?』と聞いてきたんです。トランプの支持層の核は低学歴、低所得層の白人男性と言われますが、二人はそれに合致するように見えました。こういう人が支持者ですから、トランプがいくら暴言を吐いても支持率が落ちないんです。

また別のトランプ支持者からは『トランプが大統領になれば、あんたのようなアジア人にも仕事が与えられるぞ』と言われた。経営者として成功したトランプならアメリカ経済を立て直せる、『強いリーダー』になってくれると信じているんです」

下品だけど強い——。まさかのトランプ大統領誕生が少しずつ現実味を帯びてきた。

「週刊現代」2016年3月19日号より