医師が教える!健康的に痩せる糖質制限ダイエット「4つのルール」

脂肪を燃焼させる「ケトン体回路」とは
斎藤 糧三

ケトジェニックダイエットには健康の効果もある

ケトジェニックダイエットは、確実に痩せるだけでなく、実践した人が健康効果も感じるため、センセーショナルな取り上げられ方をすることがあります。

ここで見落としがちなのが、タンパク質の重要性。タンパク質はカラダをつくる重要な役割があるため、エネルギーとして使われることはあまりありません。ケトジェニックダイエットでエネルギーになるのは主に脂質です。

ただし、糖新生のために筋肉のアミノ酸が消費されるので、体内のタンパク質を維持するために、ケトジェニックダイエット中はタンパク質を多めに摂取することが大切。タンパク質の摂取量が足りないと、カラダは筋肉中のタンパク質を使おうとするためです。

筋肉を減らしたのでは元も子もありません。だから健康的に美しく痩せるために、肉をたくさん食べようということにつながります。

自己流の糖質制限ダイエットで間違うのもここです。ただ糖質を制限すればいい、では満足な栄養素が摂れず、カラダはボロボロになるので、要注意。我々が減らしたいのは体脂肪だけ。これを忘れないでください。

最後に、健康的に痩せて不調も改善される、正しい糖質制限4つのルールを記します。

<正しい糖質制限4つのルール>
1)糖質を制限(1食20g以下)
2)タンパク質をしっかり摂る(1食約100g<豆腐なら一丁、ステーキなら一枚>)
3)食物繊維・ミネラルをたっぷり摂る!(1食 タンパク質と同量)
4)オメガ3脂肪酸を小さじ1杯以上/1日

実践法は、書籍『ケトジェニックダイエット 糖質制限+肉食でケトン体回路を回して健康的に痩せる!』(講談社)を参照ください。

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さいとう・りょうぞう/1973年東京都生まれ。医師。1998年に日本医科大学を卒業後、産婦人科医に。現在、日本機能性医学研究所所長、一般財団法人日本ファンクショナルダイエット協会副理事長、ナグモクリニック東京・アンチエイジング外来医長、サーモセルクリニック院長。遅延型フードアレルギー検査をいち早く導入し、腸内環境の再生によってアレルギーなどの慢性疾患を根治に導く次世代型医療・機能性医学を日本に紹介、日本人として初めての認定医になる。栄養療法、アレルギーの根本治療、ケトジェニックダイエット指導など、得意分野は多岐にわたる。著書に『慢性病を根本から治す「機能性医学」の考え方』(光文社新書)など。

斎藤糧三緊急講演!「糖質制限だけでは早死にする! 」

・日にち:2016年3月1日(火)19:00~20:00
・参加費:無料
・場所:講談社(地図) N201号室
・お申込み: https://www.facebook.com/events/679090658861246/