ぱぷりこ 私は毎回、ブラウザの前で渋い顔をしながら読んでいました(笑)。お二人の言葉に対して、「でも」とか「だって」という言葉が多いなと。これって、独身男性に限らないんですけどね。私、いま恋愛相談や人生相談を受けているんですけど、こちらが何かを言った後の反応で、「この人は大丈夫そう」「この人は変わらないだろうな」というのが、すごく分かれるんです。
川崎 ああ、それわかりますね。
ぱぷりこ 自分の中で欲しい答えが決まっていて、それ以外のものはいらない、と思っている人は相談を受けても厳しいんじゃないでしょうか。
トイアンナ 恋愛において言うと、最近は自分の言葉で好みを定義することを求められるから、より固定観念を持ちやすいのかなと思います。昔は好みのタイプなんてはっきりさせなくても、まわりから勧められる人とくっついて、結婚できたわけですよね。でも今は、自分の好みを決めて足切しないといけない。恋愛経験がないまま好みのタイプを決めようとすると、芸能人とかがタイプで出てきちゃうんです。
川崎 恋愛経験が乏しいと、自分との相性や価値観の違いなどもよくわからないですもんね。だから極端に、顔のよさに走ることになる。
ぱぷりこ 顔は外から見ればわかりますからね(笑)。
トイアンナ それは女性が、好きなタイプの男性で年収を条件にあげるようなものですよね。
アオヤギ 私、37歳のちょっといいなと思った人にアプローチしたら、「アオヤギさんが石原さとみの顔だったら、付き合ってもいいんだけどね」って言われたことあります。
一同 うわぁ……。
ぱぷりこ それはすごい事故ですね……。