未婚男性増加中!「結婚できない」のではなく「結婚しない」? 独身男のリアル

荒川 和久

ちなみに、高齢ニートとは、「主に30歳を過ぎても働かずに家でゴロゴロして、親から小遣いをもらう子どもたち」を指す。内閣府が発表した『子ども・若者白書(旧・青少年白書)2014年版』によると、30~39歳のニート、いわゆる高齢ニート数は2013年で約35万人存在する。20~29歳の若年ニートの32万人よりその数は多い。

また、年金パラサイトとは、親が定年退職して年金に頼って生きているにもかかわらず、その年金に経済的に依存する中年の子を指す。

ソロ男の定義

まとめると、以下の条件を満たす者を「ソロ男」と定義した。

・基本的には、独身で20~50代の男性。
・親と同居していない一人暮らし(ルームシェアは可)であること。
・ちゃんと働いていて、親などに金銭的な依存をしていないこと。
・自由・自立・自給の価値観を持っていること。

(「束縛されないで自由に過ごしていきたい方だ」「(家族がいても)一人で過ごす時間を確実に確保したい方だ」「(家族がいても)誰かにあまり頼らず生きていける方だ」の質問すべてに、「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と答えること。)

本書において使用した調査概要は次のとおりである。本書では、質問項目によってソロ男との比較対象を、男性全体・既婚男性・非ソロ男(ソロ男意識のない未婚男性と既婚男性の合算)と使い分けている。あらかじめご了承いただきたい。

これらの定量調査に加えて、ネットアンケート、対面インタビューの形で生声も拾っている。そちらもあわせて紹介していきたい。なお、生声の年齢表記はアンケートやインタビュー実施時点のものとしている。