堺雅人とディーン・フジオカを大抜擢
〜NHK敏腕プロデューサー「目利き力」の真髄

週刊現代 プロフィール

『あさが来た』は4月2日の最終回に向けて、新たな盛り上がりを見せ始めた。

今まで佐野氏は、最高視聴率が更新される度に、大入りのぽち袋をキャストに配ってきた。

「朝ドラ史上初の幕末からのスタートですから、視聴者は朝から見てくれるのだろうかと、とにかく不安でした。

でも、朝ドラは『あさが来た』によって、舞台となる時代の幅を広げることができました。だからこそ、キャストのみなさんに感謝しています」

ドラマのおもしろいところは、「始まりがあって終わりがあるところ」という佐野氏。

「スタッフもキャストもまったく同じドラマなんてない。一期一会なんです。堺さんの徳川家定、真田信繁。ディーンさんの五代友厚。この物語をこの俳優のみなさんが同じ状況で演じることはもうない。

そして、それは僕たちプロデューサーや脚本家の『目利き』の見せ場でもあります。このライブ感、わくわく感を味わってほしいですね」

「週刊現代」2016年2月13日号より