「ワケアリ」でこんなに安く手に入る!高級食材、家電、旅行、不動産に墓石まで……

ワケアリ商品・販売店一覧付き
週刊現代 プロフィール

家具・家電や旅行よりもはるかに高額な住宅の世界にも、「ワケアリ物件」は確かに存在する。

訳あり物件の見抜き方』の著者で宅建士の南野真宏氏が語る。

「'80年代のバブル期に建てられた、かつてのデザイナーズマンションは狙い目です。トレンディドラマが流行したあの頃、都心部の限られた土地にデザイナーズマンションが乱立。しかしいまや、激狭『ワケアリ物件』となっています。JR目黒駅から徒歩8分のトップルーム目黒』もその一つ。築32年、1K6畳で4万9000円。安い家賃でどうしても都心に住みたく、家はほとんど寝に帰るだけという人にはいいかもしれません」

自分に合ったワケアリ物件を上手に探す方法はないのか。住宅評論家の榊淳司氏が語る。

「良いワケアリ物件というのは、一般の方の目に触れる前に不動産業者間で取り引きされてしまうので、見つけるのはなかなか難しい。競売物件も、専門家以外が手をだすのはリスクが高すぎます。

そこで、売り出し前の物件です。たとえば、東京・千代田区の高層マンション『アルファグランデ千桜タワー』。今年4月から売り出される予定です。千代田区が『中堅所得者層』にも購入可能な価格帯で、と条件をつけた物件。立地などを考えれば、相当お得です。ただその分、『ワケ』がある。おそらく、5年間は売却してはいけないという条件がつくはずです。とはいえ、5年後でも買った値段の倍以上で売れる可能性が高いので、これほど良い『ワケアリ』物件はないでしょう」

あのクルマがチャンス!

これまで様々なワケアリを見てきたが、実はこれら以外にも、「意外なワケアリ」はある。

その一つが、不動産と同じく高額な買い物である自動車だ。自動車評論家の松下宏氏が言う。

「おすすめは、いわゆる『新古車』と呼ばれるクルマです。これは販売会社が自分で登録してナンバーをつけた後、改めて中古車として売り出したクルマ。販売会社は年間の販売目標を達成するために、よくこういうことをするんです。『新古車』という言葉は不当表示なので、販売店では『登録済み未使用車』といった表示がされています。ほぼ新車といっていい製品が、おおよそ1〜2割引きで販売されている」