羽生結弦かイチローか、松井か内村航平か……決定!いま歴史に残すべき日本人100人【スポーツ・学者編】

週刊現代 プロフィール

改革者、変革者は評価が高い。ゴルフ界の大御所、尾崎将司、青木功、中嶋常幸の中からは、「ジャンボ」のニックネームで親しまれた尾崎が選ばれた。ゴルフジャーナリストの宮崎紘一氏は悩んだ末にこう言う。

「もちろん、青木も素晴らしいです。自己流にこだわったショットやパッティングといった、アクの強さもスターと呼ぶにふさわしい。ただ、尾崎は日本ゴルフに旋風を巻き起こした。プロ野球界からやって来て、持ち前のパワーで、パーシモン(木材のゴルフクラブヘッド)時代に300ヤードを飛ばし、日本を熱狂させた。彼がいたからこそ、ゴルフは日本で一般的スポーツになりました」

ラガーマンの場合

昨年、日本中が熱狂したラグビー。代表チームの中心となったのは、FBの五郎丸歩とキャプテンでフランカーのリーチマイケルだが、議論は紛糾。前出の後藤氏は、「選べない。人物以上に南アフリカ戦自体が歴史に残ります」という。

一方で「ラグビーはチーム競技だ」という観点からリーチマイケルを評価する意見も多かった。

「15人のチームプレーであるラグビーでは、エースよりもキャプテンが重要」(前出・堂場氏)

たしかにリーチマイケルはチームメイトの声を聞き、世界一と言われるハードワークに耐える結束力を築いた。

だが、人気、実力を総合した観点から、五郎丸がわずかにリード。

「精密な、どこからでも決まるキックは評価の大きなポイントです。あんなキッカーはそうそう出ない」(前出・島村氏)

「キックはもちろん、日本のラグビーを変えるポテンシャルがあると思います」(前出・折山氏)

日本ラグビーの伝統といえば早明戦。早大、明大をそれぞれ育て上げたのが、大西鐡之祐監督、北島忠治監督だ。