ユーミンにも売れない時代があったんだ【特別対談「荒井由実」を語ろう】

週刊現代 プロフィール

チェン そう言えば『あの日にかえりたい』のひとつ前のシングルだった『ルージュの伝言』('75年2月発売)のプロモーション・イベントに呼ばれて行きましたが、「ずいぶんポップな曲を作るようになったんだな」と思いました。その後、僕はしばらくアメリカに行ってしまったので、ユーミンが売れたというのは風の便りに聞いた程度なんです。

村井 ユーミン自身、どこかの時点で「この世界でチャンピオンになってやろう」と腹をくくったのかもしれませんね。音楽を始めたころは、日本中をコンサートツアーで回るような生活になるなんて、考えてなかったんじゃないかな。

チェン 僕もユーミンがこれだけのスーパースターになるとは思わなかったですね。クオリティの高い音楽を作るからアーティストとして一定の活躍はできるだろうと思ったけど、日本中に影響を与えるシンガーソングライターに成長するとは想像できなかった。

村井 『ひこうき雲』は宮崎駿監督の手掛けるジブリ映画『風立ちぬ』の主題歌になりましたね。ユーミンが時代を超えて愛されている証拠と言えるでしょう。

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