世界44ヵ国の起業精神を調査したアムウェイのトップにインタビュー「日本人の特性から見た起業とは」

~日本の起業意識は世界44ヵ国で最下位に~

「起業への熱意や欲求」は世界平均55%の半分程度の29%にとどまり、「自分が起業することへの実現性」となると、世界平均47%を大きく下回る8%で、世界44ヵ国中最下位という結果が出た。起業に対しポジティブに考えている人も少なくはないものの、実際に自分がビジネスを始めるという考えに結びつかないのだろう。

 これは昨年の調査でも明らかになっており、日本人の起業に対する傾向がより一層明らかになったといえる

不安や障壁を乗り越える

ダグラス・L・デヴォス
日本アムウェイ合同会社会長 アムウェイ・コーポレーション社長 アルティコア社社長

 自らが起業する意識が低いことに関し、日本は「家族や周囲の反対」が他国に比べて多いことも関係しているのではないか、とデヴォス氏は見る。

「起業することに家族や周囲が反対しない」という質問では、世界平均49%に対し、日本は19%という、こちらも世界最下位の数字が如実にそれを物語る。

「日本人はとても献身的で、ハードワークを厭わない人が多く、ビジネスに関心がある人もたくさんいます。にもかかわらず、実際に自分が起業するという意識が低いのは、失敗したときに自分だけでなく、家族や周囲に迷惑をかけてしまうのではないかといった不安が大きいのではないでしょうか」

 一方で、デヴォス氏は次のような指摘もする。

「確かに日本では伝統的な障壁もあり、起業家に対する環境面での十分なサポートも、まだ整っていない面はあるかもしれません。ですが、日本だけが特別では決してありません。世界中どこでも、起業しようと思う人は怖れや障壁を抱えており、それらを少しでも取り除きながら、何とか一歩を踏み出そうとしています。大事なのは、まず、一歩を踏み出すことなのです」

 起業は自分のためだけでなく、家族や周囲のためによりよい人生を実現する一つの方法だともデヴォス氏はいう。

「この調査をきっかけとして、さまざまな立場の人たちと協力しながら、起業精神を妨げる障壁を少しずつ取り除いていきたい。それにより新しいアイデアが生まれ、新しいビジネスが創出されていけば、世界中の人々の人生や世界経済に、さらに新たな価値を与えられるのではと期待しています」

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提供:日本アムウェイ合同会社