憲法改正の動きは、もう止まらない!?東京の中心で、1万人が「改憲」を叫んだ

背後には、安倍政権を支えるあの団体がいた
フライデー

広がる「草の根の憲法運動」

ほかにも「沖縄のメディアは左翼に乗っ取られている」などと発言し、批判を浴びた長尾敬議員(52)や、「誤った報道をするメディアには広告を出すべきではない」と言い放った大西英男議員(69)など「放言政治家」たちの姿も壇上にはあった。

1万人のガンバローコールで締めくくられたこの大会。『美しい~』によれば、1000万人を目標として掲げる「憲法改正を求める署名」は、現在約445万名分集まったという。こうした署名運動は、各地に支部を持つ「日本会議」も全面的に協力している。

「『美しい日本の憲法をつくる国民の会』は、『日本会議』と関係が深い。『日本会議』の会長職に就く元最高裁判所長官の三好達(とおる)氏(88)や外交評論家の田久保忠衛氏(82)らは、『美しい』の共同代表として名を連ねています。安倍首相自身も『日本会議・国会議員懇談会』の特別顧問を務め、過去に集会に出席して挨拶もしている」(全国紙政治部デスク)

広がる「草の根の運動」。憲法改正を悲願とする首相にとって、本来ならこの動きは心強い“応援団”のはず。ところが、このタイミングで大規模な憲法改正イベントが開かれるのは、痛し痒しだ、との声もある。

首相は今、安保法制の「強行」採決で下がった支持率を回復させるため、外交や経済でポイントを稼ごうと必死だからだ。

「モンゴルや中央アジア諸国歴訪に続き3年半ぶりの日中韓首脳会談、さらに今後はトルコ訪問やAPEC(アジア太平洋経済協力会議)への参加など、外交日程が目白押しです。秋に召集されるのが通例の臨時国会さえ開かず、野党との論戦で揚げ足をとられるのを避けた」(前出の政治部デスク)

この集会が開かれた当日、11月10日の衆院予算委員会の閉会中審査では、新任の髙木毅復興相が政治資金をめぐる問題や、過去に女性の下着を盗んだ疑惑などで野党に追及され、首相は不機嫌そうに手元の資料をのぞき込んでいた。