丸山ゴンザレスがセブ島「墓場のスラム街」を歩く!~『クレイジージャーニー』裏日記③

丸山 ゴンザレス プロフィール

「そんなところがセブ島にあるのか……。ギャングの抗争は今でもあるの?」
「どうだろうね。でも、危ない場所はあるから、そこには近づかないことだ。僕は大学時代、スラムのあるエリアで育ったことは、あまり友達に言ったりはできなかった。そういう場所なんだよ」

こんなやり取りで英会話のトレーニングを積み、セブ島の闇の部分を知ることが出来る・・・私にとっては実に恵まれた環境だった。G先生のおかげで、スラム街で使える英語に磨きをかけることができたことも大きい。

さらに嬉しいことに、取材先のあたりをつけるのに十分な情報収集もできた。G先生との雑談のなかで、セブシティには「とにかく危ない場所」であるだけでなく、スラムとしても巨大な場所があることがわかった。

ロレガ・ストリートの様子(詳しくは後述)

わずか数百メートルの道を軸に無数の家々がひしめきあった場所。それがロレガ・ストリートである。

変わり果てたスラム街

だが、G先生から入手した情報が少し古かった。2014年3月18日、ロレガのスラム街は大規模火災により、大部分が消失してしまったというのだ。

原因は漏電といわれているが定かではない。スラム街は火災が起こりやすく、原因の多くが漏電だったりするので、珍しくないといえばそれまでだが・・・。

「セブ島で一番危ない場所」といわれる街の様子は、グーグルマップでも確認することができる。典型的なスラム街だ(クリックで拡大)。