孤児院で育ち、極貧から220億円の資産家になるまで
「ココイチ創業者」直撃インタビュー!

週刊現代 プロフィール

現在、社長を務めるのは、浜島俊哉氏である。

「『自分の会社だ』という思いに、きちんと線を引くためにはこれが究極の方法です。愛着はありますが、中途半端に残るというのが一番よくない」

自分が納得するまで、とことん経営をした後は、「俺の会社」という意識を捨て、そこには執着しない。精一杯やったからこそ、執着を捨てることができるのだろう。宗次氏はこう言っている。

「毎日毎日仕事が楽しくて、常に目標があって、それを達成したらまた次の目標を作って突き進む。その繰り返しで、気づいたら、こうなっていた」

仕事を引退してからの宗次氏は、前述の通り、社会貢献に邁進している。いま、宗次ホールが面する「広小路通り」では、宗次氏が植えたパンジーが見事に咲き誇る。希代の企業家は、音楽と花で人の心を豊かにするという新たな目標に、全力で突き進んでいる。

「週刊現代」2015年11月21日号より