「体の痛み」が消えた!自宅で簡単、鍼灸師が伝授する「刺激で痛みをとる技術」

頭痛、肩こり、腹痛、膝や首の痛み……
週刊現代 プロフィール

準備ができたら、ペットボトルのキャップの部分を握り、該当するツボ付近を狙って押し当てる。1回に押し当てる時間はほんの数秒。

「『アチッ』と思ったらすぐ離し、また押し当て、また離す……これを3回から5回ほど繰り返しましょう。『アチッ』という感覚が刺激となり、患部の血流を促すのです」

ペットボトル温灸の準備ができたところで、具体的な「痛みに効くツボ」を解説していこう。最初は、重いと歩くのも辛くなる、腰痛のツボ。

「まず、(1)ヘソから股を結ぶラインにあて、それから(2)委中に当てます。最後は、痛みを感じるところに直接当てましょう。腰の痛みは冷えてくると慢性的に出やすいもの。痛みを感じない日でも定期的に当ててケアしてやると、だいぶ和らぎます」(図1参照)

また、ペットボトル温灸は、下痢によるお腹の痛みや、胃痛など、内臓の痛みにも効果的だ。

「腹痛や胃の痛みを感じた時は、まず、(3)関元に当て、(4)梁丘、(5)裏内庭と続けて温めましょう」(次ページ図2参照)

ペットボトル温灸よりややコツがいるものの、より高い効果と即効性を求める人には「つまようじ鍼」がおすすめだ。

偏頭痛にも効く

つまようじ鍼の作り方は簡単。市販のつまようじを10本から20本用意し、尖っている方を水平に揃えて、輪ゴムで縛るだけだ。このつまようじ鍼を、それぞれの痛みに効くツボに「軽く押し当てては離す」。これを数回繰り返せばよい。

「押し当てる力の目安は、跡がポツポツ皮膚上に残り、すこし赤くなるくらいで十分。つまようじの先が潰れるほど押し付ける必要はありません」

では、つまようじ鍼が有効なツボを、痛みの部位別に見ていこう。