朗報!性格は80%の確率で変えられる
~イヤな自分と今日でオサラバできる「実践法」を教えましょう

書籍編集者 M

木原誠太郎も、性格が変わった!

「いや、そんなこと言ったって、性格は簡単には変わらないでしょう!」

そんな声も聞こえてきます。ですが、断言できます。本当に性格は変わります。

これはディグラム・ラボの代表である僕、木原誠太郎自身の話です。かつて会社員として働いていた頃、僕の波形は「M型」でした。「ノリが命のムードメーカー 肉食系の楽天人間」というキャッチフレーズをつけていますが、飲み会などに顔を出しては人とワイワイ騒ぐのが大好きな人間でした。

当時は営業マンとしても仕事をしていたので、誰とでも打ち解けられるこの「M型」という波形は最適なものだったといえます。

ところが、会社をやめてディグラム・ラボを立ち上げようとしたとき、ふと、「いまのままじゃ、うまくいかないんじゃないか?」と不安に襲われ始めました。というのも「M型」タイプは、明るくてノリが良くて、初めての人ともすぐに仲良くなれる一方で、周囲やその場の雰囲気に流されやすい傾向があるからです。

ディグラム診断では、経営者にとって理想的といわれる「ACボトム型」という波形があります。これは、その名称からわかる通り、「CP(厳しさ)」「NP(優しさ)」「A(論理性)」「FC(自由奔放さ)」が高めで、「AC(協調性)」だけが低い波形です。

経営者ともなれば、自分一人で経営方針を固め、会社を切り盛りしていかねばならない場面が必ず出てきます。そのときは、ビジネスライクに徹するほかありません。

そのようなシチュエーションでうまくやるために、「CP(厳しさ)」や「A(論理性)」は非常に重要です。また、社員や取引先の人を思いやる「NP(優しさ)」や、独自のアイデアや感性を持ち、常識に縛られずに自由な発想で運営していく「FC(自由奔放さ)」も欠かせません。

その一方で、自分の意見を貫き通す必要があるため、周囲と歩調を合わせようとする「AC(協調性)」は下げる必要があります。

これから経営者になろうとしていた僕の生来の波形である「M型」は、「NP(優しさ)」と「FC(自由奔放さ)」だけが高めで、ほかの3要素はやや低いといえました。そこで、「CP(厳しさ)」と「A(論理性)」という2つの要素を高めるべく、日頃から行動を変えることを意識するようにしました。

たとえば、「CP(厳しさ)」を上げるために、「鏡の前で筋トレ」などといった行動をしました。また、「A(論理性)」に関しては、「日記をつける」「その日の良し悪しを80点など点数化する」などしてみました。

そうした努力が実を結んだのか、はたまた僕自身が、現実に経営者として切磋琢磨していくなかで自然とそうなったのかはわかりませんが、波形は徐々に変化していきました。そして現在の僕の波形は、やや「M型」寄りの「ACボトム型」になっています。

最近では、周囲から「会社員時代とは雰囲気が変わったね」「ちょっと怖くなった(笑)」と言われることがすっかり増えました。「人が変わったよう」という慣用句がありますが、自分自身の体験から、それは環境と行動の変化によって間違いなく起こりうることだと断言できます。