朗報!性格は80%の確率で変えられる
~イヤな自分と今日でオサラバできる「実践法」を教えましょう

書籍編集者 M

性格が変わると、悩みやトラブルが解消する

見方を変えると、「人間は、まったくの別人になることはできないが、意識すれば、自分の力で性格的特徴を一定程度、変化させることができる」といえます。

たとえば、「自分は『日頃から落ち着きがなくて、他人に迷惑をかけてばかりいる』と言われてしまう……」と悩んでいる人がいたとします。その場合、「FC(自由奔放さ)」が突出して高く、27の性格タイプのうち、「A(論理性)」や「NP(優しさ)」が下がったFCトップ型の性格タイプである可能性が高いと思われます。

そこで、「A(論理性)」と「NP(優しさ)」を少し上げてバランスを取ることを目指します。すると、突飛なアイデアを出せるクリエイティブな一面を残す一方で、周囲への気配りもできて計画的に物事を進めることができる「台形型Ⅰ」という理想的な波形に近づけることができます。

また、たとえば「自分は自己主張するのが苦手で損をしている」と思い悩んでいる人の場合、周囲の顔色を窺いすぎて、自分を抑え込んでしまう傾向にあると考えられます。その場合、「AC(協調性)」が高すぎる可能性があるので、これを少し下げることで、「自己主張できない自分」を変えることができるようになります。

このように、5つの要素のアップ・ダウンを自分で調整することによって、自分の悩みやトラブルに対処することができるのです。

5要素を、具体的にどのようにアップ・ダウンさせるといいかは、新著『75.5%の人が性格を変えて成功できる──心理学×統計学「ディグラム性格診断」が明かす<あなたの真実>』に詳しく紹介していますので、ぜひそちらも併せてお読みください。

性格を環境に合わせてチューニングしよう!

ディグラム診断では、「この性格波形こそ理想的である!」と考えているものはありません。なぜなら、置かれたシチュエーションによって最適な波形もおのずと変わってくるからです。

たとえば、事務職の人と営業職の人とでは、各々求められる資質が違います。事務職の人なら几帳面さや正確にコツコツと作業を進めていける忍耐強さなどが求められることが多いといえるでしょう。

営業職の場合、フットワークの軽さや明るさ、コミュニケーション能力をより強く求められるはずです。となれば当然、それに適した性格=波形があるはずです。

一番いいのは、自分が置かれた環境で、「どうもうまくいかない」という状態になったとき、無理のない範囲でもともとの性格から5つの指標をチューニングし、足りない部分を補っていくことではないか、と考えています。

性格を変えるというのは、まったくの別人に生まれ変わるようなことではなくて、柔軟にその状況に合わせて適応していくことです。そのスキルを身につければ、これからの人生において、どんな困難に直面してもうまく生きていくことができるようになると思うのです。