[ボクシング]
近藤隆夫「山中vs.モレノはベストバウト候補! 大晦日に問われる井岡一翔の真価」

スポーツコミュニケーションズ

 例年以上に楽しみな大晦日

 さて、早いもので今年も10月を迎えた。
 大晦日には今年もボクシングのビッグマッチが予定されている。

 TBSは井岡の2度目の防衛戦を放映する予定。カードは元王者ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)とのリマッチだ。レベコは、ソーサほど甘くはない。ここで井岡の真価が問われよう。 テレビ東京も、WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(ワタナベ)の防衛戦を軸に今年もボクシング中継を行う予定。フジテレビも大晦日ではないが、12月29日にWBO世界スーパーフライ級王者、“怪物”井上尚弥(大橋)の防衛戦を放映する。拳闘の熱さは年末に向けて加速する。

 また今年の大晦日は、ボクシングのみならず、総合格闘技も復権を期す。

 例年、両国国技館で開催されている『イノキ ボンバイエ』に加え、『PRIDE』が復活する。いや正式に言えば『PRIDE』の名称は『UFC』陣営に譲渡されているため使用できないが、当時の『PRIDE』主催メンバーが総合格闘技スーパーイベント開催を決めている。場所は、さいたまスーパーアリーナとなる予定で、このイベントはフジテレビで放映されるようだ。エメリヤエンコ・ヒョードル(ロシア)の復帰戦のほか、『PRIDE』で活躍したファイターたちが数多く集結する。これに関しては近く会見が開かれるので、注視したい。 さて、どのイベントを観に行くべきか。例年以上に大晦日が楽しみになってきた。 

近藤隆夫(こんどう・たかお)プロフィール>
1967年1月26日、三重県松阪市出身。上智大学文学部在学中から専門誌の記者となる。タイ・インド他アジア諸国を1年余り放浪した後に格闘技専門誌を はじめスポーツ誌の編集長を歴任。91年から2年間、米国で生活。帰国後にスポーツジャーナリストとして独立。格闘技をはじめ野球、バスケットボール、自 転車競技等々、幅広いフィールドで精力的に取材・執筆活動を展開する。テレビ、ラジオ等のスポーツ番組でもコメンテーターとして活躍中。著書には『グレイ シー一族の真実~すべては敬愛するエリオのために~』(文春文庫PLUS)『情熱のサイドスロー~小林繁物語~』(竹書房)『キミはもっと速く走れる!』 『ジャッキー・ロビンソン ~人種差別をのりこえたメジャーリーガー~』『キミも速く走れる!―ヒミツの特訓』(いずれも汐文社)ほか多数。最新刊は『忘 れ難きボクシング名勝負100 昭和編』(日刊スポーツグラフ)。
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