美女社長の手練手管〜二人の距離を近づける秘密の「会話術」

二村ヒトシ×川崎貴子「スナック人生相談」高田馬場編3
二村 ヒトシ, 川崎 貴子 プロフィール

川崎 とはいえ、ここで下の名前聞いたからって、すぐ下の名前で呼ぶっていうのはあまりよくありません。ヤリチン男性向けに「あえてすぐに下の名前を呼び捨てに」という教えがあるそうですが(笑)、私は反対です。ちゃんとした関係を築きたい場合、どんな人間関係も「礼儀」は大切です。

エンジニアK 「なんて呼んだらいい?」と聞くのはいいですか?

二村 うーん、あだ名を考えるのもそうだし、「なんて呼んだらいい?」という質問もそうなんだけど、それってKさんの都合なんだよね。Kさんがなんて呼んだらいいかわからなくて困ってるから、どうにかしてほしいという意図が見える。川崎さんがよく言う「彼女を喜ばせよう」という意図ではなく。

川崎 そうですね。もっとあなたのことを知りたいよ、という意識で質問をしてみてください。質問が続くと尋問みたいになってしまうんですが、目の前の相手にフォーカスしていれば、そうならない。これって営業のテクニックみたいなものなんですけど、相手に心から興味を持って、ニーズを引き出すためにする質問は、相手との距離を緩やかに縮めてくれます。

エンジニアK 営業ですか……。

二村 Kさんのいつもの仕事とは真逆かもしれないけど、お付き合いの入り口だけ、ちょっとがんばるべき。深い仲になれたらエンジニアとか理系の人はエロいセックスをしそうだから、きっと彼女はメロメロですよ、たぶん。

川崎 また二村さん適当なことを。

二村 すみません……。

川崎 普通に会話すれば大丈夫ですよ(笑)。恋愛ということもあまり意識しなくてもいいくらい。というのも、Kさん、これまでのお話を聞いていても、お友達にすごく恵まれていますよね。

エンジニアK はい、まわりの人には恵まれてると思います。

二村 そうだね。「その子はよくないよ」って、女友達が教えてくれたりしていたもんね。恋愛市場で戦おうとすると、最初に話を聞いた美女とか、二股の元カノとか妊娠してるデート相手とか、いろんなツワモノが出てくるからなあ。

川崎 恋愛市場は弱肉強食の世界ですからね。でも結婚って、恋愛市場で最強だからって、ぴったりの相手に出会えるとは限らない。むしろKさんみたいなタイプは、その恋愛市場じゃないところで相手を探すほうが、幸せになれると思うんです。

二村 あなたに対して優しい気持ちになってくれる誠実な女の子と、地味な感じで仲良くなって、気がついたらずっと一緒にいて「そろそろ子ども、つくる?」みたいなほうが、いいのかもしれないね。それが熱烈な恋愛じゃなかったとしても。しかも、そんな相手がたまたま巨乳だったらどうする?(笑)

エンジニアK 結婚したいです……!(笑)と、それは巨乳じゃなくても、いいですね。

川崎 今も目に入っていないだけで、周囲に対象になる女性の友人や知り合いがいると思いますよ。ご自身の恋愛ターゲット層を狭くしないで、広く女性の「かわいいところ探し」「優しさ探し」をしてみると対象者は増えるし、誠実で優しい女性と付き合える確率も上がります。

K君は、最初に緊張しすぎて構えちゃうから、そこだけいま私たちが言ったことを思い出してゆっくり距離を縮めてくださいね。今度こそ、優しい彼女ができることを二村さんと祈っていますよ。

【完】