『船場吉兆』息子が初告白!「ささやき女将事件」の舞台裏と家族再生の物語

~あれから7年。なぜ彼らは過ち、なぜ立ち上がれたのか

 いつかまた、家族で…

先日、昔懇意にしていただいた食器屋さんから、連絡がありました。

「昔、吉兆さんで使われていた器を見つけました。この器は、湯木さんに使ってもらいたいんや」

涙が出ました。同時に、船場吉兆はこんなに多くの人に支えてもらってたんやな、と改めて気づきました。

北新地「湯木」の個室

7年前の事件は、絶対に忘れてはいけません。我々の慢心が、あの事件を招いたのですから。でも、だからといって船場吉兆のすべてを否定することは、私にはできないのです。

祖父から受け継がれる、料理の味と食への探求心、それは引き継いでいきたい。『船場吉兆』と聞くと、いまでもいいイメージを持たれない方もいらっしゃるでしょう。そうした方々にも、いつかは『湯木』に足を運んでいただけるように、これからも精進していきます。

お話した通り、父も母も、現在は年金暮らし、飲食業にはまったく携わっていません。ただ、時々お昼に私のお店に食べに来ます。先ほど申し上げた通り、兄はまったく別の仕事をしていますが、いつかはまた兄弟で店をやることができれば…そんなふうに思っています。


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