石川道子 第1回
「キリストの登場から2000年が経ったいま、人類は新しい時代に入っていく。これは天文学的な事実なんです」

島地 勝彦 プロフィール

石川 ちょと寒いので上着を着てもいいですか?

立木 全然いいですよ。2日にわたってやってる感じで。

シマジ アッハハハ、それは面白いね。

立木 風が直に当たっていますからね。これはシマジ自慢のエアコンなんですよ。

シマジ この部屋は6月中旬から9月末いまでエアコンをつけっぱなしなんです。

石川 どうしてですか?

シマジ この膨大なシングルモルトのためです。生まれ故郷のスコットランドでは年間の最高気温が25度ぐらいですから、ここも24度に保っているんです。

石川 それにしても、ずいぶん大きなエアコンですね。

シマジ ダイキンの14畳用で、しかも業務用の強力なやつを入れたんです。

石川 このお部屋は何畳あるんですか?

シマジ 8畳です。

石川 申しわけありませんが、もう少し弱くしていただけませんか。

立木 一度切ったほうがいいんじゃないか。おれにも寒すぎるくらいだ。

石川 ゴホン、ゴホン。

ヒノ シマジさんの葉巻が煙いんですね

立木 シマジ、葉巻を消すんだ。

ヒノ この部屋は石川さんにとって過酷な環境ですね。

石川 ゴホン、ゴホン、ゴホン。

シマジ ごめんなさい。菜食主義でナチュラリストの石川さんと対談するのに、葉巻はやり過ぎでした。

石川 テレビやラジオの生放送じゃなくってよかったわ。

〈次回につづく〉

 

石川道子 (いしかわ・みちこ) 東京生まれ。最終学歴はエール大学大学院修士号。専門は国際政治学、特に第三世界開発問題の研究。後に、アメリカで新しい教育形態の実験的プログラムの開発・運営に従事する。1980年にベンジャミン・クレームの著書に出会って以来、氏の英語版著書の編集・出版、さらに翻訳、日本語版の出版を手掛け、国際月刊誌『シェア・インターナショナル』日本語版の監修責任も担っている。また、日本におけるクレーム講演会では、当初より通訳を務め、近年では日本各地の要請に応えて自身でも講演を行うなど、氏の協働者の一人として日米を中心に、すべて無報酬で活動を続けている。
島地勝彦 (しまじ・かつひこ) 1941年、東京都生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。『週刊プレイボーイ』『PLAYBOY』『Bart』の編集長を歴任した。現在は、コラムニスト兼バーマンとして活躍中。『甘い生活』『乗り移り人生相談』『知る悲しみ』(いずれも講談社)『バーカウンターは人生の勉強机である』(阪急コミュニケーションズ)『お洒落極道』(小学館)など著書多数。Webで「乗り移り人生相談」「Treatment & Grooming At Shimaji Salon」「Nespresso Break Time @Cafe de Shimaji」を連載中。最新刊『蘇生版 水の上を歩く? 酒場でジョーク十番勝負』が好評発売中!

著者: 開高健、島地勝彦
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著者: 島地勝彦
お洒落極道
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