【完全保存版】現場の医師たちは知っている
保険がきかないけど本当に「効くクスリ」

がん・心臓病・脳梗塞・認知症・糖尿病……あきらめるのはまだ早い!
週刊現代 プロフィール

おカネはかかるけれど

心臓病とも関係が深い高血圧は60歳以上の約半分が治療を受けている。

「高血圧のクスリで『ラミプリル』というものがあります。欧米ではよく使われている降圧剤ですが、日本人への治験ではまだ良い結果が出ておらず進んでいません。人種や体格によってクスリの効果が違うことはよくありますので、海外で承認されても日本で承認されるまでには時間がかかるのです」(前出・小田倉氏)

海外での承認と日本での承認の間に生じる時間差。それを「ドラッグラグ」と呼び、長年、医療業界では問題視されてきた。

このドラッグラグをはじめ、現在の保険制度には限界があると話すのは銀座にあるAGE牧田クリニックの牧田善二院長だ。

「私の病院は糖尿病治療を専門としています。糖尿病で一番恐ろしいのは『人工透析』になること。なので、糖尿病腎症の治療は非常に重要です。

日本の保険制度はとてもよくできていますが、今の制度において糖尿病は『血糖をコントロールして合併症を予防する』ことを治療方針としている。なので、合併症である糖尿病腎症そのものを治すような新しい治療法は、保険がきく範囲で確実に行える訳ではないのです」

牧田氏は以前、保険診療を行っていたが、「糖尿病合併症治療」を目指すため自由診療に切り替えたという。たとえ保険がきかなくても、患者にとって一番良い治療は何なのか。医師たちはそのことを常に念頭において診療にあたっている。

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