【完全保存版】現場の医師たちは知っている
保険がきかないけど本当に「効くクスリ」

がん・心臓病・脳梗塞・認知症・糖尿病……あきらめるのはまだ早い!
週刊現代 プロフィール

一つ目は「未承認薬」。アメリカ食品医薬品局(FDA)や欧州医薬品庁(EMA)といった海外の政府系機関が安全性と効果を確認して、承認したにもかかわらず、日本では厚生労働省の承認がないクスリのことだ。

もう一つが「適応外薬」。日本国内で承認されていても、適応疾患以外の病気に対して処方するときには保険適用外となってしまうクスリが該当する。たとえば、肺がんや胃がんでは厚労省の承認を受けているクスリでも、前立腺がんに対して処方するときは保険がきかない、という具合だ。

国立がん研究センターの発表によると、がん領域だけでも、未承認薬が42種類、適応外薬が9種類もある('15年1月末時点)。海外では効果が認められている51種類もの画期的な治療薬が、日本では保険がきかないのだ。

自由診療を主としたがんの専門病院、福岡がん総合クリニックの森崎隆院長が、「未承認」の抗がん剤について解説する。

「昨年12月、FDAとEMAが相次いで承認した『オラパリブ』という経口抗がん剤があります。これはBRCA1/2という遺伝子に変異があるがんに対して有効とされています。オラパリブはこの変異によって生じたがん細胞のDNAの修復を抑えて、増殖を止めようという薬なんです。米国の女優、アンジェリーナ・ジョリーがこの変異した遺伝子を持っていたため、予防として卵巣と乳房を摘出しました。

BRCA1/2遺伝子に変異のある乳がん、卵巣がん、男性なら前立腺がん、すい臓がんに効果があると言われ、比較的副作用も少ないので、注目が高まっています」

編集部からのお知らせ!

関連記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/