[アイランドリーグ]
愛媛・弓岡敬二郎監督「後期のキーマン、元楽天のポロ」

スポーツコミュニケーションズ

高知・藤川は攻略可能

 他球団も後期に向けて陣容が変わってきています。注目を集めているのは高知の藤川球児でしょう。6月に練習試合で対戦しましたが、昔のような豪速球はなく、変化球の割合が多くなった印象を受けました。

 ボールをきっちり見極めていけば、手も足も出ない相手ではないと感じます。いずれにしても長いイニングは投げないでしょうから、球数を放らせて全員で攻略の糸口をつかみたいと考えています。

 香川はオーストラリア人右腕のドリュー・ネイラーが中日入りしたとはいえ、投手力は高いものがあります。前期覇者として侮れない相手です。

 ネイラーは、このリーグではトップクラスのピッチャー。140キロ台中盤のストレートに変化球を組み合わせ、総合力で勝負するタイプです。ビックリするようなボールはないだけに、コンビネーションがどこまで通じるかがNPBで成功する上でのポイントとなるでしょう。

 前期は守りの面でも、つまらない失策が目立ちました。野手は軒並み打撃の調子が悪かったことが、守りでの集中力を欠いた面もあるかもしれません。ここも投内連係を含め、もう1度、守備練習をしています。

 後期の目標はもちろん優勝です。そして、愛媛が唯一、成し遂げていない年間制覇を達成できるよう戦っていきます。引き続き、応援よろしくお願いします。

弓岡敬二郎(ゆみおか・けいじろう)プロフィール>:愛媛マンダリンパイレーツ監督
 1958年6月28日、兵庫県出身。東洋大姫路高、新日鐵広畑を経て、81年にドラフト3位で阪急(現オリックス)に入団。1年目からショートのレギュ ラーとなり、全試合出場を果たすと、84年には初の打率3割を記録してリーグ優勝に貢献。ベストナインとダイヤモンドグラブ賞を獲得する。87年にもゴー ルデングラブ賞に輝き、91年限りで引退。その後もオリックス一筋で内野守備走塁コーチ、2軍監督、2軍チーフコーチ、スカウトなどを歴任。13年をもっ て33年間在籍したチームを退団し、愛媛の監督に就任した。現役時代の通算成績は1152試合、807安打、打率.257、37本塁打、273打点、 132盗塁、240犠打。