高岡本州 第4回
「エアウィーヴのコンセプトは"well-being"。文化の継承や発展をサポートするのもそのひとつだと思います」

島地 勝彦 プロフィール

高岡 まずシマジさんが着てお披露目するのはいいアイデアですね。シマジさんを見た人が格好いいと思ったら、それは買いますよ。いつごろからやるんですか?

シマジ ちょうどいま伊勢丹全館のゆかた祭りに合わせて、夏の着物を着てカウンターに立っているんですが、なかなか好評です。

立木 女モノほどではないにしろ、着付けが大変だろう。

シマジ いま猛特訓中で、伊勢丹社員のヒロエに手伝ってもらってなんとか着ています。ヒロエは文化服装学院出身なので、着付けは学校で習ったそうです。

立木 お前はいまだに「アカの他人の七光り」で生きているんだな。

シマジ そういうことになりますかね。でももう買いたいというお客さまが結構いらっしゃるんですよ。和食が世界遺産になった時代です。和服もそろそろ世界遺産になるべきでしょう。

わたしの夢はいつかスコットランドの蒸留所に着物を着て行って、シングルモルトをボトリングすることなんです。それには自分でササッと着られるようにならないといけません。今年は間に合いませんが、来年は絶対にこの野望を実現させます。

ところで高岡社長、この講談社の「現代ビジネス」というウェブサイトは6、7年前、セオがたった1人で細々とはじめたものなんですよ。

高岡 それは凄いですね。たった1人からはじめたんですか?

セオ はい、こんな風に時代に乗って成功するとは思いませんでしたから、最初は恐る恐る1人だけでやりはじめました。高岡社長にそう言っていただくと嬉しいです。

シマジ 出版社はいま不況の時代に突入しています。みんなスマホばかり見ていて雑誌や本の活字を読まなくなっているからでしょう。そこを見抜いたセオはいち早く紙媒体からウエブに移行した。将来を見据えたなかなかのセンスの持ち主だと思いますよ。いまではたくさんの部下を持つ部長にまでなっているんですからね。

セオ ありがとうございます。高岡社長、ネスプレッソのお代わりはいかがでしょう。

高岡 いただきます。思えばわたしも、当初は1人でやっていました。