2015.07.18
# 保険

「地震保険」入るべきか、やめるべきか~巨大地震は必ず来る

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週刊現代 プロフィール

だが、それは心配ないと、清水氏は言う。

「現在、一つの地震に対して支払われる保険金の総額は7兆円を限度としています。東日本大震災で支払われた保険金の総額が1兆2000億円だったことを考えると、相当巨額な支払い額が準備されていると言えるでしょう」

注意が必要なのは、地震保険は単独で入ることができないこと。必ず、火災保険とセットで入らなければならない。

民間の保険会社が収益を目的として売り出している商品ではないため、地震保険の仕組みは他の損害保険商品に比べてシンプルだ。

地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30~50%の範囲内で設定するよう定められている(建物については5000万円、家財については1000万円が上限)。

建物に2000万円の火災保険をかけた場合、地震保険の上限は1000万円。このケースを元に考えていこう。まず、保険料はいくらなのか。実は、保険料は建物の所在する地域ごとに3つの等地に分けられている(上図参照)。

東海地震や南海トラフ地震の発生率が高いと指摘されている太平洋沿岸は、総じて保険料が高く設定されている。

それぞれに基本料率が異なり、たとえば木造戸建て住宅であれば、東京都内なら年間3万2600円だが、鉄骨や鉄筋の非木造建築は、地震での被害が比較的軽微と見られることから、2万200円と安い。

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