日本は「人は親切」だけど
「システムは不親切」!
~これまでにない利便性を求めて~

JASTEC・中谷昇社長に聞く
卒業 30代半ばで企業を退職。アメリカのUCLAでMBAを取得し、卒業したときの写真(中央右側)

未知の世界

私が現在の仕事、立場にいるのは「多くの人が見たことも聞いたこともないもの」が好きだったからだと思います。小学生の頃から、海外のソウルミュージックを聴いていました。仕事を選ぶ時も、海外で働ける職場に行きたい、と考え海外展開に積極的だった電機メーカーへ入社し、実際に20~40代まで海外で過ごしました。弊社へ転職してきたのも、現在、ITという産業が、今はまだないものを自分の手で作り上げられる可能性が最も高い、と思って選択した結果です。

朱に交わる

私が海外で仕事をした時に感じたことは、よくも悪くも、格差社会であること。特にフランスでは才能がある人には国がお金を出し、素晴らしい教育を与え、エンジニアとして育成します。だから、プロ意識が高いのです。一方、実作業を行うテクニシャンは、やるべきことをやる、としっかり区別されています。

私はエンジニアと交わるうちに刺激を受け、大学時代にある程度勉強はしたつもりだったのですが「ここまで勉強したかな?」と思わされました。そこで、エンジニアリングを勉強し直し、技術書をフランス語で書けるくらいにまではなりました。いまは書けませんが(笑)、素晴らしい刺激を受けました。