シマジ なるほど。そこまでは気がつきませんでした。面白いアイデアですね。エアウィーヴとエアープレスのコラボか。いつだったか、50過ぎのご婦人がやってきて、平野社長に文句を言っていました。
「あなた、どうしてくれるの。一度あがった生理がまたはじまってしまったのよ」
高岡 アッハハハ。きっと新陳代謝がよくなるんですね。
シマジ たいがいの人はカプセルのなかで眠ってしまいますから、エアウィーヴを入れるのはグッドアイディアかもしれません。
立木 で、そのマシンっていうのは1台いくらするものなの?
シマジ たしか250万円とか言っていました。出版社の社長をやっている友人は会社に1台買いましたよ。
立木 シマジのところは狭すぎて無理だろう。
シマジ 仰る通りです。なにせここは平成の利休の茶室ですから。
高岡 なるほど。ここでシマジさんはお茶を点てる代わりにシングルモルトを点てているわけですか。
〈次回につづく〉
著者: 開高健、島地勝彦
『蘇生版 水の上を歩く? 酒場でジョーク十番勝負』
(CCCメディアハウス、税込み2,160円)
1989年に刊行され、後に文庫化もされた「ジョーク対談集」の復刻版。序文をサントリークォータリー元編集長・谷浩志氏が執筆、連載当時の秘話を初めて明かす。
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著者: 島地勝彦
『お洒落極道』
(小学館、税込み1,620円)
30代、40代の男性を中心に熱狂的ファンを抱える作家、島地勝彦氏の『MEN’S Precious』誌上での連載「お洒落極道」が、待望の書籍化!
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