日本ユニシス 黒川茂社長「趣味はバドミントンの応援。チームをお持ちの取引先の企業の方と、『負けんしゃい!』『そうはいきません!』と楽しく観戦しています」

動かす

社長就任後、社員たちと対話するため、自ら各支社を訪ねています。社員全員が、世界をどう変えたいか、自分自身がどう生きたいかを考え、その結果として働く―そんな会社にしたいのです。ただし、弊社は8000人もいるため、言葉で伝えるだけでは変わりません。そこで、社員と議論を繰り返すなどし、何年かけてでも、仕事が社員の「自分事」になる企業をつくろうと、支社を回っているんです。

観戦 黒川氏(写真左)自身も高校時代、バドミントン部のキャプテンを務めた。観戦にも熱が入る

勝負!

趣味はバドミントンの応援です。現在、弊社には女子ダブルスで世界ランキング1位の高橋礼華・松友美佐紀組などが在籍しています。バドミントンのシャトルは、男子の場合、初速400km/h以上、女子も300km/h以上のスピードが出るから迫力がありますよ。近年は、弊社の昔からのお客様である再春館製薬所さんがチームをお持ちになったため、先方と笑いあいながら「負けんしゃい!」「そうはいきません!」などと話し、その上で観戦するのがまた楽しい。ぜひ、両チームの選手にご声援をお送りください。

また、私、実はテレビっ子でもあります。「花燃ゆ」「ごくせん」などドラマを見ると、ちょっとしたきっかけで泣いてしまうんですよ(笑)。もちろん競馬中継も楽しみです。馬券も買います。なにしろ、弊社の「競走馬の調教タイム計測システム」がちゃんと動いているか、確認する必要もありますしね(笑)。

世界へ

ミラノ万博に協賛しています。展示物のカラーコードをスマートフォンで撮影すると、帰ってからより詳しい情報が楽しめるなど、新たなシステムも提供しているんですよ。お客様に直接、使っていただける商品を増やしたい、と思っているからです。もちろん、今後はさらに、海外での売り上げも伸ばしていくつもりです。

堅牢

実を言うと、弊社のプロパー(生え抜き)の社長は私が初めてです。その点、私には「社員が言いにくいことも自然とわかる」という強みがあります。社員みんなが自分事として仕事に取り組む企業を、と考えたのは、そんな私のバックグラウンドがあったからかもしれません。システムだけでなく、社員の結びつきやモチべーションも堅牢、そんな企業を構築し、世界に貢献する。それが私の目標です。

(取材・文/夏目幸明)
『週刊現代』2015年6月20日号より

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日本一社長を取材している記者の編集後記

いま、様々な企業が容易にポイントカードを発行できるのも同社のシステムのおかげ。企業の人事、給与、会計がシステム化され、それが省力化につながっていくのも同社の同社の活躍によるところが大きい。いつか、経費の精算もカードで払えば何に使ったかが一目瞭然で、自動的にお金が渡されるようになる。受注、発注の品物のやりとりもお金の流れも一元管理されるようになるだろう。黒川氏率いる同社には「まだ見ぬ世の中作り」を期待したい。


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