[BCリーグ]
新潟・赤堀元之監督「ヤクルト入りデニングが刺激に」

スポーツコミュニケーションズ

適応力あったデニング

 野手は稲葉大樹、平野進也の兼任コーチが、ともに打率3割以上と結果でチームを引っ張ってくれています。外国人のデイビッド・キャンディラスが中軸に座り、下位でも新人の纐纈(こうけつ)隼基や足立尚也がいい仕事をしていますね。1番から9番まで打線がよくつながっています。

 ミッチ・デニングが東京ヤクルト入りし、攻撃力が落ちるのではないかと心配しましたが、むしろ選手たちにはいい刺激になっています。しかも、デニングが活躍して、僕たちも頑張ろうという気持ちが強くなっているのではないでしょうか。

 デニングはまじめで研究熱心。性格が日本人的でNPBでも適応力はあるとみていました。しかも、NPBはBCリーグよりストライクゾーンをきっちりとり、狭いのもプラスになっています。好球必打でしっかりとらえていることが、結果につながっているのでしょう。これからも打ち続けて、評価を上げてほしいと願っています。

 デニングが抜けてチャンスが巡ってきた選手は、モチベーションが高いです。スタメン出場が増えた桑田真樹は打率3割以上と得意のバッティングでアピールしています。守備走塁はまだまだですが、実戦で経験を積んでレベルアップしてもらいたいですね。

 マジックは2ですから、ここまで来れば一気に優勝を決めたいところです。とはいえ、余計なことは考えず、まずは目の前の試合に集中することが大切でしょう。1試合1試合を大事に戦っていきますので、引き続き、応援よろしくお願いします。

赤堀元之(あかほり・もとゆき)>:新潟アルビレックスBC監督
1970年4月7日、静岡県生まれ。静岡高時代は2年時にエースナンバーを背負い、夏の甲子園に出場した。89年、ドラフト4位で近鉄に入団。主にクローザーとして活躍し、最優秀防御率1回、最優秀救援投手5回を獲得する。04年限りで現役を引退し、翌年からオリックスのコーチに。10年には韓国のSKワイバーンズのコーチ、11年に再びオリックスのコーチを4年間務めた。15年より、新潟アルビレックスBCの監督となる。現役時代の通算成績は380試合、58勝45敗139セーブ、防御率2.88。