大学での勉強と起業を両立させるには?

〔PHOTO〕Thinkstock

【質問】 カナダの大学の1年生です。オンラインビジネスの素晴らしい企画を考えたのですが、フィリピンにいる事業家の両親が、そんなことで勉強のほうがおろそかになるのではと心配しています。現在私はカナダに留学中で、親の金銭的な負担は大変です。しかし新事業への情熱は変わりません。どうやって両親を説得したらいいでしょうか?(ルイーザ・サリムバンゴン)

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学業と起業は両立できる

――ブランソン: 私の母は起業家で、今なお現役です。私がアドバイスを必要とするときは、いつもそばにいてくれました。新事業の新しいアイデアに最初に耳を傾けてくれるのは、いつでも両親だったのです。ルイ-ザさん、ご両親が起業の経験者だなんて、あなたは実に幸運です。

母の職業は私に大きな影響を与えましたが、あなたも同じように刺激を受けているようですね。しかし大学というのもすごく魅力的です。私は、40歳を超えても、学業に戻るために何年間か仕事から離れようと考えたくらいです。妻は反対でした。学位所得にはすごく時間がかかります。勉強しながらヴァージンを続けることはとうてい無理だというのです。

若い起業家は学業を続けるか起業するか、どちらかを選ばなけえばならないと、多くの人が考えています。しかし現実には、この2つは両立できます。大学は、学生が自分の勉強に関係する新事業を起こすよう励ますべきです。特に実務課程の教授たちは、クラスに起業家精神を育むよう奨励すべきでしょう。大学は、起業した学生を指導し成功へと導かなければなりません。駆け出しの起業家を、徒手空拳でやらざるを得ないような状況に追い込むべきではありません。

学生起業家を手助けする方法の1つは、学位取得の期間を短くすることです。今の方法では時間が無駄になりやすいのです。新入生の最初の1年はだいたいむなしく費やされ、その後の3年間分は、2年もあれば難なく履修ができます。期間を短縮すれば、学生の経済的な負担が軽減し、彼らも新事業をずいぶん起こしやすくなるはずです。

あなたが、障害にくじけず何とか起業しようとしていることに感動しています。ご両親に話すときは、忘れずに、「大学の授業に出席しながら起業するというのは、非常に優れた決心だ」と伝えてください。大学とは常に学び続ける場所です。そこで経験がすべて新事業につながることはありませんが、批判的にものごとを考える姿勢は学べます。また、学びの環境は、学生に人々との新しい出会いや、アイデアを共有する機会を提供します。これは巨大な恩恵で、大学時代に形作られる仲間や友情の数々は無限です。

しかしご質問の通り、問題は「学業をおろそかにせずにこれをどうやるか」です。

事業であれ学業であれ、どちらも大変な努力を必要とします。しかし勉強する時間はかなりフレキシブルなはずです。もしあなたが情熱を感じ、心から好きな科目を勉強しているのならば、何時間かかろうが、心からエンジョイできるはずです。

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