二宮清純レポート「監督の甥っ子」から「真のエース」へ 菅野智之 25歳巨人投手 遠回りしたから、今がある(上)

週刊現代 プロフィール

横井は説明を続ける。

「彼の1学年上には斎藤佑樹、大石達也、沢村拓一という、いずれもドラフト1位でプロに入るピッチャーがいた。そんな錚々たるメンバーの中で、彼は抑えを任され、上級生を上回る活躍を見せました。3年時に出た世界大学野球選手権のキューバ戦で自己最速を出したのも、この時の自信が大きかったと思います」

神宮球場でのキューバ戦は、今でも語り草だ。現在は千葉ロッテの中軸を打つアルフレド・デスパイネに対し、157kmをマークしたのだ。ネット裏がどよめいたのは言うまでもない。

そして迎えた'11年10月、運命のドラフト会議。菅野は明治大の野村祐輔、東洋大の藤岡貴裕とともに〝大学ビッグ3〟として注目を集める。

黒田に学んだ浪人時代

当時、菅野は巨人の単独1位指名が濃厚と噂されていた。なにしろ伯父が監督を務めているのだ。他球団も空気を読むだろう、というわけである。

そうした〝暗黙の了解〟を良しとしない球団が現れる。北海道日本ハムが敢然と菅野の指名に踏み切ったのだ。抽選の結果、交渉権を得たのは日本ハムだった。

菅野の主な選択肢は次の4つだった。(1)日本ハム入り、(2)社会人野球入り、(3)メジャーリーグ挑戦、(4)浪人—。果たして、菅野が……

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「週刊現代」2015年5月30日号より


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