日本クラフトビール代表取締役・山田司朗「和食に合う日本の『ビール文化』を創って、世界中に広げていきたい」

オックスブリッジの卒業生は、いま
オックスブリッジ卒業生100人委員会

―最後に、オックスブリッジでの学び・経験の意義について、メッセージをお願いします。

オックスブリッジの大きな意義の1つとして、素晴らしいクラスメイトと机を並べて学べることだと思います。世界中から集まる超優秀なクラスメイトと毎日生活を共にし、ビジネス・経済・文化など様々なトピックスについて学び合えることは、得難い経験だと思います。

これからは、たとえ日本にいてもビジネスにおいて海外とのやり取りはますます必須になります。若い世代の人たちにとっては、今後海外で活躍できないことはキャリアにおいてマイナスになってくると感じています。必ずしも留学という形である必要はありませんが、異なる文化・価値観は実際に経験しないとわからないことが多く、人生観や仕事のやり方などの違いを肌身で感じることは重要だと思います。

世界中から集まるクラスメイト・教授陣と出会い、人生を変える経験を得たケンブリッジへの留学時代。(山田さんは一番右)

最後に、留学経験が価値観を変える、キャリアチェンジになる、年収アップ、など一人ひとり何を得るかは異なってくると思います。私にとってはケンブリッジへ留学した1年間が、本当に楽しく充実した日々を過ごせたことが何よりも一番良かったと思っています。

<インタビュー後記>
私も山田さんと同じケンブリッジ出身ですが、留学中には教授やOB・OGに「人生で最も忘れられない1年になるよ」とよく言われました。留学や海外経験を通じて何を感じ、人生にどう活かすかは様々だと思いますが、お話を伺いながら、他には変えられない刺激的で楽しい時間を過ごせたことが一番良かったことだと改めて感じました。

インタビュー後の様子。そのまま試飲販売のイベントへ直行するという多忙な中で貴重なお話をいただいた。
山田司朗
ケンブリッジ大学院修士(MBA)卒業

日本クラフトビール株式会社代表取締役CEO。1975年愛知県生まれ。大学卒業後、大手ベンチャーキャピタルを経て、オン・ザ・エッヂ(ライブドア)などのドットコム・スタートアップでファイナンス関連の業務に携わる。その後ケンブリッジ大学のJudge Business SchoolでMBAを取得。4年間の準備期間を経て、2011年9月に日本クラフトビール株式会社を設立し、代表取締役に就任。
皆川朋子(聞き手)
ケンブリッジ大学院修士(MBA)卒業

東京大学工学系研究科修士課程卒。日本IBMコンサルティングにて事業戦略・営業改革等のコンサルティングに従事。帰国後は新規事業・海外進出専門の戦略コンサルティング会社にて、日本企業の海外事業展開に向けた欧州・米国・アジア等世界市場での事業戦略の策定、市場参入の実行支援を行う。NPO法人「二枚目の名刺」にて社会人の社会活動の普及・啓蒙にも従事する。
日本クラフトビール株式会社
“Democratizing beer”‐「産業化によって画一的な大量生産商品になってしまったビールの多様性と豊かさをもう一度取り戻す」、というミッションのもとに活動しています。和の馨るエール「馨和 KAGUA」と、東京 Tokyoをテーマにした「Far Yeast」、2つのブランドを有し、それぞれのブランドコンセプトのもと、個性あふれるビールを世界へ向けて発信しています。
Website: www.nipponcraftbeer.com/
facebook: www.facebook.com/kagua.beer/
twitter: twitter.com/kaguabeer/

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                                                    オックスブリッジ100人委員会より