【沿線革命041】 東西線のドア閉め完了から出発まで16秒を7秒とできれば遅延をなくせる!?

ドア閉め完了から出発まで平均16秒

細かな数字が並ぶが、東西線の遅延をなくすために、しばらくお付き合い願いたい。

東西線の大手町では、全てのドアが閉まってから出発するまで平均16秒(現地調査を集計)

各列車の小数点を持つ細字4つは、当日記録した到着・ドア閉め開始・ドア閉め完了・出発の時刻である。発時刻の1列車目の54.04とは7時54分04秒、17列車目の33.43とは8時33分43秒を示し、他も同様である。

ダイヤ欄の1列車目の50とは7時50分、17列車目の29とは8時29分を示す。秒は切り捨てとなっており、市販の時刻表にも乗継検索システムにも記載されていない。

記録した時刻に基づき、各列車の以下の時間を演算し、平均したものが最終行である。
 ・到着~ドア閉め開始
 ・ドア閉め開始~ドア閉め完了
 ・ドア閉め完了~出発
 ・停車(到着~出発)
 ・運転時隔(先行列車の出発~後続列車の出発)
 ・発着時隔(先行列車の出発~後続列車の到着)

到着~ドア閉め開始33秒は、大手町ほどの乗降の多い駅で意外と短いと感じる方が多いだろう。ドア閉め開始~ドア閉め完了5秒は、勢いよく閉まって利用者を怪我させることがないよう、このくらいの時間だ。

ドア閉め完了~出発16秒という時間を思い浮かべてみて欲しい。意識すると、目前のドアが閉まってから動き出すまで16秒とはずいぶん長く感じる。他のドアがスムーズに閉まっていないだろうと想像するが、実際は全てのドアが閉まっている。

2分20秒おきのダイヤに対し2分29秒おきの運行

観測開始時点で3分以上の遅延だったので、大手町付近ではほぼ数珠繋ぎとなっていたはずだ。運転時隔の平均が2分29秒で、2分20秒おきのダイヤ設定の8時19分09秒発以降は、1本につき9秒ずつ遅延が大きくなる状況で、【039】に書いたことが裏付けられた。

8:30頃にはだいぶ空いたので観測をやめたが、ダイヤで9:11発まで2分20秒おきが続くので、9:11発は7分程度の遅延になっていたかも知れない。