東京都vs大阪府
自然が豊かなのはどっち?

~「自然が豊か」というイメージは北海道に集中! ~
順位 都道府県名 %
1 北海道 83.0
2 青森県 63.4
3 沖縄県 63.3
4 秋田県 57.0
5 岩手県 56.3
6 山形県 50.5
7 長野県 49.4
8 新潟県 43.2
9 静岡県 38.2
10 高知県 37.5
11 山梨県 36.8
12 宮崎県 35.9
13 和歌山県 35.2
14 福井県 34.9
15 富山県 33.9
16 石川県 32.6
17 鹿児島県 32.1
18 滋賀県 31.8
19 鳥取県 31.3
20 長崎県 31.1
21 徳島県 30.7
22 栃木県 29.0
23 岐阜県 28.8
24 福島県 28.7
25 宮城県 28.0
26 熊本県 27.6
27 愛媛県 27.0
28 島根県 26.7
29 三重県 26.4
30 岡山県 25.8
31 山口県 24.1
32 群馬県 23.9
33 香川県 23.7
34 大分県 23.5
35 茨城県 21.6
36 千葉県 20.6
37 佐賀県 19.6
38 奈良県 17.6
39 広島県 16.5
40 兵庫県 15.1
41 京都府 14.9
42 福岡県 14.5
43 神奈川県 11.1
44 埼玉県 5.8
45 愛知県 4.8
46 大阪府 3.7
47 東京都 1.8

 「それぞれの都道府県にはどんな魅力があると思いますか」という設問の回答をもとに、都道府県のランキングを作成しました。

 「魅力的な温泉やレジャー施設などがある」「魅力的な美術館・博物館がある」・・・など、回答してもらったイメージ項目は、全部で15項目。今週からはそのイメージごとに都道府県ランキングを紹介します。
  (「地域ブランド調査2009」(全国3万2124人から回答。2009年7月に実施)の調査結果より)

「海・山・川・湖などの自然が豊か」というイメージが一番強かったのは北海道で、なんと全体の83.0%もの回答者が票を投じるという結果に。

 しかし、言い換えれば、残りの17%の人は、北海道でさえ「自然が豊かとは言えない」という厳しい意見を持っているようです。地球環境の悪化などに対する警鐘を鳴らしているということでしょうか。

 ちなみに、北海道および東北に住んでいる回答者に限れば、9割が「自然が豊か」と応えている一方で、中部と中国・四国地域に住んでいる方は8割を切っています。北海道より北アルプスの山々、あるいは四国の海岸などの方が自然が残っているという主張なのかもしれません。

 さて、北海道に続く第2位は青森県で63.4%。

 北海道の結果とは20ポイント近く差がついてしまいましたが、世界遺産の白神山地や八甲田山、下北半島などが評価された模様。

 そして青森県にわずかに下回る63.3%で、第3位となったのが沖縄県でした。

 ちなみに、沖縄県を「自然が豊か」と答えた人の割合は、九州・沖縄の居住者では75.4%を占めているのに対して、北海道・東北に居住する回答者では57.4%にすぎません。また、近畿地方の回答者でも57.7%。沖縄県の海の素晴らしさが十分に伝わっていない人はまだまだいるのかもしれません。

東京と大阪、どっちに自然が多い?

 さて、「自然が豊か」のイメージがもっとも低い結果になったのは、東京都。なんと回答者の1.8%にしかいませんでした。「0%じゃないの?」と驚く人もいるかもしれませんが、東京都には素晴らしい自然が残っている奥多摩、そして小笠原諸島などがあります。

 一方で、大阪は3.7%で東京に次いで下から2番目。この2つの都府を回答者の属性別で比較してみると、おもしろいことに気がつきます。

 関東地方に居住している人の評価では、東京都を「自然が豊か」だと答えているのは2.9%で、全回答者の結果(1.8%)より大幅に高いのです。つまり、奥多摩や小笠原を評価(連想?)する人は関東地方には比較的多いということ。

 ところが、大阪府を「自然が豊か」と答えているのは2.3%と、全回答者の結果(3.7%)より大きく下回っています。これは地域や周辺住民からは大阪府の自然は評価されていないということです。

 ただし、大阪府は50代の回答者では5.2%、60代以上の回答者では6.3%が「自然が豊か」と評価しています。昔の大阪は自然が豊かだったということなのか、年配者が評価する自然が残っているということなのでしょうか?

<調査概要>
・調査方法 インターネット調査
・回答者  20代~60代の消費者を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収し、日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計した
・有効回収数 32,124人(一人の回答者は20の市区町村について回答。したがって自治体ごとの回答者数は平均で606人)
・調査対象 全国1000の市区町村(全783市+東京23区+194町村)と47都道府県
・調査時期 2009年7月3日~7月9日
・調査項目 認知、魅力、情報接触、観光意欲、居住意欲、情報接触経路(「旅やグルメに関する番組」など15項目)、訪問経験(「観光のため」など11項目および訪問率)、地域資源評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など15項目)、まちのイメージ(「歴史・文化のまち」など13項目およびイメージ想起率)、産品購入意欲(食品、非食品で自由記述)
・・・計63項目
・詳しくはこちら
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