奥田祥子『男性漂流』より【第1回】
~中年男性たちはいま、何におびえて漂流しているのか~

奥田 祥子 プロフィール

―目次―

第1章 結婚がこわい
婚活圧力と生涯未婚ラべリング/2004年の「白雪姫求め男」/2007年の激震、動き出す/2008年、焦燥「婚活ブーム」/「婚活」疲弊/「生涯未婚」大きなお世話!/脱「婚活」から見えた光/心通わせて支え合いたい/「結婚したい動機」が影響/自分を変えたいのに、変われない/「電話占い」で苦悩のどん底/「婚活」からも弾かれる男たち/ボランティアで見つけた希望/どうすれば自らが輝けるのか/「らめらいの心」を捨てて

第2章 育児がこわい
「イクメン」登場/パパサークルの現場/夫婦共に仕事と子育てを両立/「イクメン」に違和感/"仮面イクメン"の告白/仕事という自分の土俵で/妻の本音、「夫には仕事で」/「評価基準」を押しつけるリスク/育児とどう折り合いをつけるか/専業主夫のにこやかパパさん/息子への「執着」の芽生え/有能な父親を誇示するための虐待/親子の再生、ダメなオヤジでいい/わが子と適度な距離を保てるか/新版「オヤジの背中」

第3章 介護がこわい
「ケアメン」---男性介護の時代/悠々自適な「中年パラサイト」/母親の病から「結婚したい」/「介護」が取材テーマに/「殺してやろうか」という悪夢/増えるシングル男性介護者/世間の目が「こわい」/仕事と介護は生活の両輪/「気になる女性が・・・」/職場の理解不足への対応いかんで/シングル男性介護者の困難/悩んだ末の辞職/介護離職の背景に制度矛盾/介護疲れの果ての暴力/現実逃避の「自殺未遂」/母親の施設入所と再就職/拡がる男性介護者グループ/いかに周りを頼れるか/家族介護者支援が急務

第4章 老いがこわい
男性もアンチエイジングの時代/自身が湧く男性更年期治療/下半身をもっと元気にしたくて/性機能の復活で「若い子」と・・・/更年期からメンズヘルスへ拡大/若返りで家庭崩壊の危機/過ちで気づく妻のありがたさ/夫婦でともに老いを受け入れる/すれ違う性も心の交流で補完/老いを妻と一緒に乗り越える/「二十代女性にモテたい」/過剰な抗加齢から心の病へ/正真正銘のおじさんに戻る/男はプライドの生き物だから/老いるとは未来を生きること

第5章 仕事がこわい

会社が守ってくれる時代の終焉/考課する中間管理職の悩み/女性部下との関係から心の病に/人事考課から自主退職へ誘導/巧妙化する企業のリストラ手法/中年の再就職の難しさ/小さくても経験を生かせる仕事を/近未来への危機対策/「いずれ正社員に」の罠/派遣切りで怒りの矛先が女性に/増える中年男性の「非正規」/ものづくりへの志を取り戻して/「憤り」を働く意欲に転換/自らのキャリアから逃げないで

おわりに

著者= 奥田祥子
男性漂流 男たちは何におびえているか
(講談社+α新書、税込み950円)
結婚できない男、仮面イクメン、介護シングル男子、男だって更年期、リストラ・非正規のバカヤロー・・・黙して語らず、孤独に葛藤する男性たちに10年密着、その「ホンネ」と「実態」に迫る!!

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